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VR

創造主の気分を体験!? 18世紀の天球儀の中に入れるVR展覧会

VRを体験できるヘッドマウントディスプレイを装着したいけれど、会場が遠かったり、入場料がかかったりして、なかなか気軽に試す機会がない――そんな方にオススメのイベントがあります!

東京・五反田駅から徒歩6分のDNP ミュージアムラボで開催中の『フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展』では、なんと無料でVRを体験することができるのです(要事前予約)!

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フランス国立図書館(BnF)では、17世紀を代表する画家フェルメールの作『地理学者』『天文学者』にも描かれている地球儀・天球儀をはじめ、古代から大航海時代につくられた地球儀・天球儀コレクションを所蔵しています。こうした所蔵品を後世まで遺すため、大日本印刷(DNP)の独自技術で、特に貴重な地球儀・天球儀55点を3Dデジタルデータ化。これまでなかなか公開されなかった地球儀や天球儀を、高精細な画像で誰もが閲覧できるようになるそうです。

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本展示会では、そのうち10点の天球儀・地球儀と関連作品1点を前期後期に分けて展示。さらに、なんと、18世紀の天球儀の中に入るVR体験もできちゃうのです。
フランス本国に先立ち、日本が世界初の展示となるとのことなので、美術オタクのベアーズ編集部員もさっそく体験してきました♪

解説のビデオを鑑賞してから案内されたのは、17世紀を代表するオランダ画家・フェルメールの名作『地理学者』と『天文学者』に描かれた『ホンディウスの地球儀・天球儀』や、1573年につくられた『アラブの天球儀』、『バラデルの地球儀』(1743年)が並ぶ展示室。

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そこには実物とともに、4Kのタッチディスプレーが設置されているので、実際には触ることのできない地球儀や天球儀を、ディスプレイ上でくるくる回して隅々まで鑑賞できるわけです。拡大して見たいところは指でピンチアウトすれば、細かい文字までしっかり読み取れます。
かつて、地球儀や天球儀は、時の権力者だけが見ることのできた貴重な工芸品ですが、今後はこのデータを使って、世界中の人が自由に閲覧できるようになるのです。

続いて、地球儀・天球儀の制作手順を紹介するエリアへ。
地球儀・天球儀の制作手順の紹介コーナーでは、パンフレットを台に置くと、ページのマーカーをカメラで読み取り、ページをめくるとプロジェクターで解説が映し出されます。ちょっと難しい学術的な内容も、こうした仕掛けがあると、楽しく最後まで読めますね。日本語/英語/フランス語に対応しており、音声ガイドの言語も自動的に切り替わる仕組み。

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そして、いよいよVR体験です!

HTC Viveのヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着すると、そこはバラデルの天球儀(地球から見える星を描いた球体)の中! プラネタリウムとは違い、足もとの星まで見わたすことができて、しかも装着したまま動き回れるのがVRならでは。古代人の思い描いた宇宙空間に浮かんでいるような体験ができます。さらに、天球儀の中には地球儀が存在して、巨大な風船のように、地球儀のなかに飛び込むことも可能。地球の内側から世界を眺めるのは、いままで体験したことのない不思議な感覚です。とにかく百聞は一見に如かず、なので,、興味のある方は是非お出かけください。

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貴重な芸術作品のデジタル化・VR化は、今後ますます増えていくでしょうし、こうしたデータの公開によって、エンターテインメントにも新しい可能性が見えてきそうです。

本展示会の観覧には事前予約が必要で、前期は5月22日(日)までの金・土・日に開館しています。後期は、16世紀ドイツの銅に彫刻を施した名作『ヴェルザーの地球儀』を中心に、6月3日(金)~9月4日(日)まで展示されます。無料でヘッドマウントディスプレイを装着できるチャンスです。お見逃しなく!

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