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コロプラ初のアニメ化『バトガ』プロジェクトチームの裏側お見せします!
TEAM

コロプラ初のアニメ化『バトガ』プロジェクトチームの裏側お見せします!

沼田P

クロスメディアプロデューサー

舞台鑑賞部部長

ディレクター

梅ちゃん

新卒2年目(総合職)

コロプラで働く人たちの会話をありのまま伝える連載『限りなく雑談に近い対談』。今回はその第3弾として、アニメ『バトルガール ハイスクール』のクロスメディアプロデューサーである沼田Pに「対談相手を1人選んでください」と伝えたところ、「2人呼んでもいいですか?」と聞かれ......「鼎談(ていだん:3人で話すこと)」してもらうことにしました。

呼ばれたのは、入社7年目で1児のママでもある舞台鑑賞部部長と、2016年に総合職として新卒入社した2年目の梅ちゃんです。はたして、何が語られるのか......。

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趣味のない新卒総合職が、
アニメ『バトガ』チームに配属!?

学園アクションRPG『バトルガール ハイスクール』(以下、バトガ)のアニメが2017年7月から9月まで放映され、それと連動した企画やプロダクトが次々と発表されました。プロジェクトの中心となったみなさんは、はじめどのような形で集まったんですか。

沼田P フリがかたいですね。今日は『限りなく雑談に近い』感じでいいんですよね?

舞台鑑賞部部長 私もそう思いました(笑)。

梅ちゃん 僕も思いました(笑)。

では、いつもの感じでお話しいただければと思います(笑)!

舞台鑑賞部部長 この3人が集まったのは2016年の7月ですね。梅ちゃんは新卒研修を終えたばかりだったのに喋り方とか受け答えがしっかりしているので「本当に新卒かな」と思った記憶があります。

沼田P バトガのアニメ化が発表されたのが4月だったから、その3か月後か。

梅ちゃん はい。配属面談で「会社にとって新しいことにチャレンジしたい」という想いから「バトガアニメに関わりたい」と伝えたところここに配属されたのですが......最初に沼田さんに言われたことが印象的で。

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沼田P なんて言ったんだろう。まったく覚えてないな。

梅ちゃん 「コロプラには年次にかかわらず大きな仕事を任せる文化があるけど、あくまで本人の実力次第だから」とバッサリ言われて、「ちくしょう!」と思いました。それは「現時点では戦力として期待してないから」と言われたのと同じだと感じたんですね。

沼田P そんなこと言ったっけ(笑)。今は戦力になってくれて良かったなと思ってますよ。

舞台鑑賞部部長 戦力になってるし、2人とも私にないものを持っているので、リスペクトしてますよ!

梅ちゃんはこのプロジェクトでどんな仕事を担当していたんですか。

沼田P ゲームのノベライズ(小説化)やコミカライズ(漫画化)、アニメのサポートまわりをお願いしてました。

梅ちゃん クリエィテイブそのものに関われるようになったのは2017年の初めですね。それまでは誰かが作ったものを確認するとか、少し手を加えるような役割でした。

沼田P ライターさんから上がってくるゲームのメインシナリオに対して基本的には僕が監修するんですけど、風邪をひいてたのかな......「あともう少しなんだけど、1日休まないといけないから具体案いくつか考えといて」とお願いしておいたらいいものが出てきたので、そこからずっと助けてもらってます。

アニメの仕事って、新卒入社したてでできるものなんですか?

梅ちゃん まずアイディアを持っていくと、沼田さんはしっかり話を聞いてくれてフィードバックをくれますし、あと僕は学生時代に記事を書く仕事をしていましたので、その経験は役に立っているかもしれませんね。

沼田P そうなの?

梅ちゃん あれ、言いませんでしたっけ? ある保育関係のNPOでインターンとして働いていたんですが、そこでWebサイトの立ち上げに携わることになって、記事を書いていたんですよ。インターンが終わった後もアルバイトのような形で参加していましたから、結構な量を書いていたと思います。

沼田P 知らなかった(笑)。梅ちゃんにノベライズやシナリオをお願いしたのは、なるべく得意そうなものを振ろうとしたからですね。梅ちゃんはどんなことでも理屈を求めるのが好きで、つじつまを合わせるのも得意だから向いているんじゃないかなと......そういえば、買う理屈がないから家に電子レンジもないとか言ってたよね。

舞台鑑賞部部長 買ってきたものを、冷たいままで食べるんだよね。

梅ちゃん 冷たくても問題ないですよね。

沼田P 温かいほうがおいしくない?

梅ちゃん とくに不便は感じていません。

舞台鑑賞部部長 あったら便利だと思うけどね(笑)。

ちなみに、梅ちゃんの趣味はなんですか。

梅ちゃん 趣味......ないですね。あ、でもバトガはリリース初日からやっています。

沼田P え、そうなの? 今さらだけど、希望どおり配属されてよかったね。

梅ちゃん はい。これは初めて話しますけど、そもそも大学ではイギリス文学を専攻していまして(笑)......コンテンツを作ることに興味があって、シナリオに重きを置いているのが伝わってくるバトガが好きだったんです。

舞台鑑賞部部長 そうだったんだ! ちなみに、バトガのストーリーで具体的に好きだったところを言うと?

梅ちゃん 第2部でアイドルデュオ"f*f"(フォルテシモ)が出てきて、2人のすれ違いから詩穂(シホ)が闇に落ちてみんなで救い出す......という話がとくに好きですね。

舞台鑑賞部部長 あそこ、いい話だよね! バトガは第1部が悲劇とか起こらないような世界観だったのに、第2部は不穏な感じで始まって新しいキャラが出てくるっていう。

梅ちゃん 配属当初はシナリオに全然関わっていなかったんですけど、自分のデスクの近くでボイスやBGMが実装されているのを見て「制作現場にいるんだなあ」と実感して、通勤の電車内で1ユーザーとしてプレイしながら帰るのが日課でした。しっかりストーリーを味わうために、イヤホンで音も聞いて......今もですけど。

沼田P なるほどね。僕の立場では仕事で関わっているものを純粋に楽しむっていうのは難しいんですけど、いわゆるアクションだけとか勧善懲悪だけではなく、より掘り下げたドラマを作りたかったので、ユーザーさまにもそういうふうに楽しんでいただけているといいなと思います。......でもなんか、今日の話で梅ちゃんキャラがブレてきたな。

舞台鑑賞部部長 たしかに。

沼田P もっとクールなキャラだったよね?

舞台鑑賞部部長 案外、内に秘めた想いがあったんだね。

梅ちゃん 単に話す機会がなかっただけだと思いますけど(笑)。

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CMの企画を梅ちゃんが担当!?

「キャラ」の設定と言えば、アニメの間に流れたCMで「先生(ゲーム内では決して姿を見せることのなかった)」のキャラが前面に出たCMが話題になりましたね。

沼田P あれに関しては僕の中で「CM」という認識はあまりなかったですね。バトガに興味があって観てくださっている方にゲームの楽しさを伝えるのが目的だったので、コンテンツの中身を伝えるとか宣伝くさいものをやるのは意味がないと思っていて、とにかく楽しいものにしたかっただけなんですよね。

舞台鑑賞部部長 すっかり忘れてたけど、CMのセリフも梅ちゃんが書いたよね。最初に作ってきたものを見て、「これ絶対面白いよ!」って言ってたらそのまま使われてた。

梅ちゃん はい。いろんなパターンを作って、その中から選ばれたものが放映されました。

沼田P でもキャラと言えば、大変だったのはアニメスタッフのみなさんだよね。バトガはキャラがとにかく多いので(主要人物だけで19人!)、負荷が相当あったと思います。

舞台鑑賞部部長 女の子たちの制服デザインもキャラごとに一人一人違って、私服もたくさんあって、しかもアクションシーンもありましたから。

梅ちゃん 声優さんが19人そろって歌唱したのも、本当にすごいことだったと思います。

沼田P うん。レコードメーカーのFlying Dogさんにもアニメ化の前からずっと協力いただいているし、社内にしてもゲーム制作チーム、リアルイベント&グッズ制作チーム、Web周りの制作&運営チーム、管理系の方々とか......お世話になった方の名前を挙げたらキリがないよね。

梅ちゃん 改めて振り返ると本当にいろいろなことがありましたけど、放映開始直後からSNSでユーザーさまの反応が伝わってきて、全体的に楽しんでいただけているのが感じられて、嬉しかったですよね。

舞台鑑賞部部長 深夜、家のテレビの前でドキドキしながら見ていました。社内で上映会をしたときも盛り上がりましたよね!

沼田P 運用中のゲームのアニメ化ということでシナリオに関してはかなり悩みましたけど、アニメと連動したゲーム内の企画もなんとか実現できてほっとしました。

梅ちゃん 番組の終わりのスタッフロールに自分の名前が出てきたときは不思議な感じでしたね。

舞台鑑賞部部長 ゲームのアニメ化はコロプラにとって初のプロジェクトだったから、業務も細分化されていなくて、全体に関われるという貴重な経験ができたなと思っています。今後、全然違うコンテンツでアニメ化をするときはもっとスマートに出せるようになると思いますね。

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アニメの放映前にはのべ4,000名が来場したリアルイベントもありましたよね。

沼田P バトガは声優さんのキャスティングが豪華なので、既存のゲームユーザーさまも新たなお客さまも楽しめるイベントをやりかったんですよね。でも声優さんのスケジュールが合わなくて......その調整が一番大変でした。

舞台鑑賞部部長 大変でしたね。そもそも私は7年前に入社したときは営業職でしたし、将来的にクロスメディアとかに関われるといいなとは思っていましたけど、ここまで深く携わることになるとは。

沼田P 僕はアニメ業界の出身でクロスメディアも幅広くやっていましたけど、2人は初めてのことだらけだったから、大変だったよね。とくに僕はその人にできそうなことは全部任せる主義で、基本的に業務の範囲とか決めないから、なんでもやってもらいました。

舞台鑑賞部部長 ゲームの制作チームでやりきれないものは全部やる感じですよね。まさか版権のラフ(キャラの配置や顔の向きなどを決める指示書のようなもの)を自分が描くことになるとは思っていませんでした。プロがたくさんいる前で絵を描くのはちょっと恥ずかしいけど、それを元にプロが絵を作っていくのを見られるのは楽しくて、ラッキーだと思っています。

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大変なときの乗り越え方

舞台鑑賞部部長は3歳児のママで、なかなか大変なのではと思うのですが。

舞台鑑賞部部長 忙しいときばかりじゃないので、大丈夫ですよ。

沼田P 放映直前、イベント直前とかは大変でしたけど、なんとか乗り切れたのはこの3人だったからだと思います。それにしても舞台鑑賞部部長はタフですよね。バトガフェスの前日の話したら?

舞台鑑賞部部長 ああ、イベント会場が舞浜で日曜が仕事だったんですけど、土曜にディズニーランドで遊んで泊まり、翌朝6時にホテルを出て、7時から仕事しました(笑)。連休なのにママの仕事でどこにも行けないのは申し訳ないなと思って。

沼田P 子供と目一杯遊んだ日の翌日に仕事で大イベント。すごいですよね。疲れてるんでしょうけど、「疲れていても、好きなものを見れば元気になる」と言って、周りに疲れを感じさせない。

ちなみに沼田Pは疲れているとき、どうやって乗り越えるんですか。

沼田P ......気合い。

一同 (爆笑)

沼田P でも舞台鑑賞部部長みたいに趣味がないので。海外ドラマは見ますけど、仕事と趣味の垣根がない感じで見てしまいますし......海外ドラマは連続シリーズ向けで、次を見せようとする構成、次どうなるんだろうと感じさせる構成が上手いんですよね。

なるほど。同じく趣味がない梅ちゃんは仕事が大変なとき、どうやって乗り越えるんですか。

梅ちゃん 「自分が関わる以上、納得のいくものしか出したくない」という気持ちでしょうか。あと、リアルイベントでユーザーさまの顔を見られたのはよかったなと思っています。

沼田P そうだね。リアルイベント、改めて実現できてよかったと思う。クロスメディアってユーザーさまとの新しい接点の可能性としてあるものなので、ユーザーさまに楽しいと思っていただけることを一つ一つ作っていけたことが大事なんじゃないかなと思いますね。あ、もう(インタビューが終わる)時間ですね。なんか真面目な話が多かったですね。大丈夫ですか。

ありのままを聞かせていただければいいので、大丈夫です(笑)。今日はありがとうございました!