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『白猫プロジェクト』モーションデザイナーブログ Vol.5
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『白猫プロジェクト』モーションデザイナーブログ Vol.5

ソル

2018年7月、コロプラに中途入社。『白猫プロジェクト』のモーションデザイナーとして活躍中。

アニメ専門学校を卒業してからTVアニメーションの作画と3D制作を経験して、今は『白猫プロジェクト(以下、白猫)』の3Dモーションデザイナーをしております、韓国出身のソルと申します。

先日とつぜん、このブログをVol.4まで書いてきたワクワクさんから「ソルさんも書いてみない?」と言われてびっくりしたのですが、「コロプラに入社した理由、前職との違い、『白猫』に対する想いなどまとめてもらえれば!!」と言われると、少し書けるような気もしましたので、書いてみようと思います。

アニメの作画担当から
ゲームの3Dデザイナーに転向した経緯

僕は2度目の挑戦でコロプラに内定をもらったというレアなタイプです。1度目は2015年に受け、2度目はその3年後に受けて、2018年7月に入社しました。

最初にコロプラを受けたときは2Dキャラクターデザイナーを志望していて、内定をもらえませんでした。その3年後、2度目にコロプラを受けたときは3Dモーションデザイナーを志望して内定をもらいました。

つまり僕はコロプラに入社(それが叶わないにしてもゲーム会社へ転職)するために、自分の武器を2Dから3Dへ変えたのです。

なぜか。その理由はいくつかあります。
そもそも僕はアニメ業界で活躍することを夢見て来日し、専門学校で作画を勉強後、憧れのTVアニメ業界に入りました。でも、いざ仕事をしてみたら、すごい絵描きさんがたくさんいて、実力の差を突きつけられたというのが現実でした。それでもなんとか3年続けてみましたが、生活や体力面でも大きな壁にぶつかり、国へ帰ろうかなと考えるようになりました。
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そんな頃、専門学校の同級生で一緒に作画をしていた友達が『白猫プロジェクト(韓国版)』チームで活躍していることを知りました。リリースされたばかりということもあって、どういうものなのかとプレイしたところ、それはスマホでできるアクションゲームで、キャラクターたちの魅力にどんどん惹かれていきました(※ 韓国版の『白猫』は2014年10月16日リリースされ、2019年10月31日にサービスを終了しました)。

そうして『白猫』をプレイしているうちに、ゲーム業界で仕事がしたいと考えるようになりました。というのも僕はアニメと同じくらいゲームも大好きだったので、作画の経験を生かしてキャリアチェンジしたくなったのです。

そして同級生の紹介もありつつ、コロプラの2Dキャラクターデザイナー職を受けたのですが......受かりませんでした。やっぱり甘かったと思います。ただ、そのまま諦めて帰国するのも違うと思いました。

そこで「今までやってきた仕事を生かせて、クリエイターとして楽しめる仕事はないか」と改めて考えたところ、作画を学んでいた頃からずっと、何かを動かすことが楽しいと感じていたことに気づきました。そして、キャラクターの感情を動きで表現する仕事に就きたいと思い、ゲーム業界の3Dデザイナーにキャリアチェンジしようと決めました。2Dより3Dクリエイターの仕事が増えているのも実感としてあったので、将来性も含めて、目指す方向を定めました。

それから「3年間」と期限を決めて、"ゲーム業界へ転職できそうな経歴" を作ることにしました。具体的にはアニメ業界にいながら3D制作ができる環境に身を置きました。とにかく現場で使われている 3Dソフト を使いこなせるようにしようと考えたのです(ちなみにコロプラ では Maya や Adobe After Effects をメインで使っています)。

その会社では原画マンが作ったレイアウトに合わせてモデルを配置したり、モデリングからエフェクトまでの全工程を担当させてもらいました。ただ、基本的に原画マンの指示通りに作ることになるので、自分が作っているという気がしませんでした。もちろん学べることは多く、アニメへの思いが薄れたわけではありませんが、そこで自分がデザイナーとしてのさらなるキャリアアップやスキルアップをするのは難しいと考え、やはりコロプラへ転職して、友達のように裁量のある現場で仕事をしたいと思うようになっていました。

そうして3Dデザイナーとしてのキャリアを積むこと3年。その間も僕は『白猫』をプレイし続けていて、チャンスが来たらコロプラを受けようと思っていました。そんなある日、同級生から「今、『白猫』でモーションデザイナーを募集しているよ」と連絡をもらいました。「今だ!」と思ってエントリーしました。

ちなみにポートフォリオとしては、モーションやカメラワークがわかる2分くらいの動画を作りました。面接では、自分も楽しみながら見る人も楽しませるモーションを作りたいという気持ちを熱く語りました。2次面接が終わったあと、その場で待つように言われ、すぐに内定をもらいました。あのとき、恵比寿ガーデンプレイスの11階から見た景色は忘れません(そのとき撮った写真です)。
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コロプラで働くこと、
『白猫』のモーションを作る楽しさについて

さて、3年かけて入社したコロプラですが、気づけば入社から3年が経とうとしています。
ここにたどり着くまではいろいろ悩むこともありましたけど、最終的にうまく方向を調整することができ、あの頃より今の自分のほうが幸せだと言い切れる環境にあります。

ゲームの仕様に合わせて自由に作れるキャラスキルモーションは、クリエイターとしてモノを作るという満足感が高く、またリリース後にはユーザーさまの反応がすぐわかるので、とてもやりがいがあり、楽しく仕事しています。モーションチームに限らず、プランナーやエフェクトデザイナーといった他セクションとの連携も強く、コロプラ特有の "みんなでものを作っている感覚" が好きで、いい転職ができたと思っています。

ちなみに忙しそうなイメージがあるかと思いますが、制作スケジュールもしっかり管理されていますので、精神的な余裕もあります。長期的に仕事を続けるためには、とても大切なことだと思います(※ 労働環境についてはこちらの記事をご参照ください)。

最後に、僕が担当したモーションをいくつか掲載したいと思います(思い出深いイベントがたくさんあって、選ぶのに苦労しました)。

担当したキャラクターへの愛情は深まるもので、これまで制作に参加した『白猫』のキャラは、全部コンプリートしています。スキルモーションの制作時には、そのキャラクターの性別や性格、イメージに合わせたポーズや動きに個性が現れることを意識して作っています。
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特に6周年のHorizonシリーズにおける主役シローは、初登場の少年Verから大人になるまでのモーションを全て担当させていただきまして、まるで自分の子供を育てる親のような気分で作っていました。一連の6周年イベントが終わってからも、チーム内でキャラ担当を決めるときは積極的にシローのモーション担当を希望しており、今後もシローが再登場する機会があれば、全部担当したいと思っています!
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オーバードライブ紅蓮4 The Evolver』の変身カットシーンを作るときは、ストーリーで一番クライマックスなところだったので、それに合わせて自分の気持ちも高ぶらせるため、レクト(このイベントの主役)の変身BGMをヘビーローテーションして聴きながら作業していたこともありました。


新春! 私立茶熊学園2020 〜笑う角には青春(はる)きたる〜』のボス(巨大ロボ!)を担当することになったときには、心が躍りました。昔から好きだったロボットアニメの合体シーンや、とある巨大宇宙人の着地シーンなどを改めて研究し、楽しんで作ったところ、ユーザーさまからも高評価をいただくことができました。
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以上、まだまだ『白猫』でやりたいことがある! モーションデザイナーのソルがお届けしました。次回のモーションデザイナーブログもお楽しみに!!