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コロプラの採用担当者特別インタビュー
TEAM

コロプラの採用担当者3人が語る、「採用の考え方」と「採用手法」

コロプラの採用部長

緒方仁暁

採用部長

コロプラの中途採用マネージャー

中川珠花

中途採用マネージャー

コロプラの新卒採用マネージャー

坂本香菜子

新卒採用マネージャー

先日、コロプラは『7つのブレない採用宣言』を出しました。宣言の内容は、「通年採用宣言」「実力主義宣言」「世界規模採用宣言」「情報公開宣言」「相思相愛採用宣言」「プッシュ型採用宣言」「社内環境充実宣言」で、詳細は特設ページにあります。

『ブレない』と言っているだけに、前から続けてきたものをこれからも続けていくという意味で宣言をしたわけですが、なぜ改めて『宣言』したのでしょうか。

毎年、数万人の方からエントリーをいただく採用の現場でそれぞれ何百回と面接をしてきた採用担当の3人が語りました。

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コロプラの採用とは? 〜「仲間」「素直さ」の定義について〜

まずは、『7つのブレない採用宣言』を出した理由から教えていただけますか。

緒方:率直に言うと、このところ「通年採用」や「既卒採用」など採用に関するニュースがよく出ていますが、コロプラも取り組んでいるものだったので、改めて文字にすることでより多くの方に知っていただきたいと思ったのがきっかけです。

そうだったんですね。『採用宣言』の内容は求職者の方にとってメリットの多いものだと思いますが、そもそもコロプラにとって「採用」とはどんなものなのでしょうか。

緒方:コロプラがやりたいことを実現していくために、必要な仲間を集めることですね。具体的には「世界で楽しまれるエンターテインメント」を作っていくというスタンスでものづくりをしていますので、その想いに共感でき、かつ技術があって形にできる方を採用しています。



中川:現時点でおよそ800名の社員がいますが、今も昔も最終面接までの間には必ず役員が出ますし、職種によっては社長も出ます。年間で数万人の応募をいただくので面接数は相当なものになりますが、全社的に採用に対して協力的なのはずっと変わりません。



坂本:採用イベントやインターンにも役員からトップクリエイター、先輩社員まで携わります。会社のコアな社員が直接学生の方にお会いして、リアルな開発環境や技術についてお話ししています。まさに全社的に採用活動に取り組んでいる感じです。



緒方:社員一丸となって新しい「仲間」を探しているわけだけど、その言葉が持つ意味は深くて、コロプラならではの定義があるよね。



中川:探しているのは「本気でものづくりをしたい」という思いを持っている方ですね。その思いに全員が共感していないと絶対にいいものは作れませんから、説明会や面接では私たちがいいものを作るためにしていることを全部お話ししています。それに対してワクワクしてくれたら、仲間として一緒にものづくりができると思っています。あと、コロプラがずっと大事にしている「素直であること」も重要ですよね。



緒方:その「素直」という言葉も、単なるイエスマンという意味ではなくて、「結果に素直か」とか「柔軟性があるか」という意味で使うのがコロプラ。クリエイティブの会社だから、こだわりゆえの意見のぶつかり合いだってあるわけで、そういうときは本来の目的に合うように、一番正しい意見に素直に耳を傾けられるかどうかが重要になってくる。



コロプラの採用の現場では「コミュニケーション能力」という言葉がほとんど出てこなくて、「素直さ」がキーワードになっている感じですね。

緒方:コロプラはスーパーエースが一人で引っ張る組織形態ではなく、たとえばエンジニアがデザインについて意見を言ったり、デザイナーが企画を出したりするというように職種の垣根がないのが特徴です。それぞれその道のプロだからこそ、意見がぶつかるのは当然なわけで......そのコミュニケーションの中でお互いを尊重し、どうしたら最高のプロダクトができるかという本質を理解し、相手の意見を受け入れられることがコロプラにおける『素直さ』です。求められるのは、高い次元のコミュニケーション力ですね。



中川:とくに転職して来られる方に関しては、コロプラ特有の、職種に垣根がない開発スタイルを理解いただき、良いところも課題も素直に受け取っていただけるほうが、持っている技術や経験を早期に活かしていただけると思います。

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会社の規模が大きくなり、求める人材像や面接の内容が変わってきた

新卒と中途で、共通している採用の基準はありますか。

坂本:なんといっても、ものづくりへの情熱です。コロプラの文化に合うかということも重要ですが、やはり、ものづくりをしてきた経験と技術を重視しています。ものづくりに本気で取り組んできたかということは今までの経験を聞けばわかります。やりたいことがあったときに、やるのかやらないのか。「やりたいからやろう!」と心に決めて、限られた時間の中で最大限ものづくりに向き合ってきた方に会いたい。そして、いいものづくりをするために、何を重視してきたのか? どんなことを考えてきたのか? 具体的にどんな行動を起こしたのか、聞かせてほしいんです。

できれば、採用手法や面接の質問項目を具体的に教えていただけますか。

坂本:たとえば、2018-19年度のエンジニア採用では、1次面接にお越しいただいた方には面接の前に技術に関する筆記試験を受けていただきます。面接も、ソースコードなど技術寄りの話になります。



緒方:以前は文化に合うかということやポテンシャルを最重視していたけれど、会社規模が大きくなってきたことで、成し遂げたいことがより具体的になって採用基準が変わったというのはあるよね。



中川:そうですね。特に中途社員には今のコロプラに足りない部分を補う即戦力として活躍していただくため、事業を前に進めるための技術や経験、情熱をもつスペシャリストを求めるようになってきています。それを可能にするために実施した「社員のお友達紹介制度」で入社してきた中途社員は多くて、ピークの時には30〜40%の方がその制度で入社してくるということもありましたね。優秀な人の周りには優秀な人がいるし、内定承諾率もほぼ100%なので、とても効率的な採用手法だと思っています。

ほかにもコロプラならではの採用手法やポリシーなどはありますか。

緒方:『採用宣言』でも明記した「プッシュ型採用」の話はコロプラらしい採用手法だと思います。今までは求職者の方にエントリーしていただくことが主流だったけど、今後は採用マンが声を掛けていく形が増えて、主流になると思う。従来の採用の常識やマーケット自体が変わっていくんじゃないかな。



坂本:エンジニアでもデザイナーでもとにかくすごい技術を持っている方に会いたいので、たとえばコンテストの優秀者の方にお声がけさせていただいたり、大学のゼミや研究室を訪ねたりすることもしていて......美大のイベントはくまなく行きますし、内定者から「こんなすごい子がいる」という噂を聞きつけたら、駆けつけます! もう「嗅覚」の領域です(笑)。



中川:中途採用チームは定期的にオフィスツアーを開催したり応募いただく前に打ち合わせをしたりなど、まずはお会いさせていただき、お互いに理解を深めることを重視しています。それから勉強会や採用セミナーの全国展開を開始しました。地方で活躍していて、さらに高みを目指しているような方にもコロプラのものづくりについて知っていただきたいからです。トップクリエイターの方には自ら会いに行きたいと思っています。

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これからの採用の潮流は、情報のオープン化

「会いに行く採用」ですね。ほかにも、今後の採用の潮流になりそうだと思っていることはありますか。

緒方:情報のオープン化ですね。社内の取り組みをオウンドメディアで発信していくとか(コロプラでは『Be-ars』)、社内を見ていただくこと(コロプラでは『オフィスツアー』)は主流になっていくんじゃないかなと思います。企業が媒体を持てるようになっていますからメディア運営の自由度も高くなっていますし、 いい取り組みをどんどんシェアしていくのが今後の主流になっていくと思います。



中川:コロプラでは面接が終わった後に必ず社内をご案内するんですが、ゲームを開発している執務エリアをお見せすると、驚かれます。「こんなに見せていただいていいんですか?」って(笑)。開発中のゲームを制作している現場も見えてしまいますし、なんなら新規ゲームの体験をしていただくこともあります。



緒方:ごまかしが効かないので、ぶっちゃけリスクですよね(笑)。800人いる会社ですから、話し合いの先に突然バトルが起こるかもしれないし、あるいは社員が黙々と作業していて怖く見えることもあるかもしれない。でも、ライブ感を見せたい。やりとりの一つでさえ魂がある、それがコロプラ。ありのままを見てほしい。これから仲間になっていただく方に、働き方や働いている人を知ってほしい、空気感を感じてほしいんですよね。そこで気に入ってもらえるか、というのが「相思相愛宣言」になります。この「オフィスツアー」はもう5年とか6年とか続いている文化です。



坂本:日常茶飯事みたいになっていますけど、多いときは私だけで日に5回とか、社内をご案内しますので、すごい数の方が社内を見学されていると思います。考えてみれば普通じゃないですよね(笑)。

それはちょっと特殊かもしれませんね。最後に、様々な企業がある中で、なぜコロプラの採用人事をしているか、お話しいただけますか。

坂本:いいプロダクト、いいサービスを作れる力を持っている会社だと思っているからです。そこで私もできることをしたい。「最高に面白いものを作りたい」と本気で思っている方を、それが実現できるところに引き合わせたいんですね。



中川:コロプラという会社が好きなんだと思います。好きでないと候補者のみなさんに一緒に働きましょうと胸を張って誘えないですからね。なので入社してくれた方が活躍している姿を見るのは本当に嬉しいですし、採用チームのメンバーはみんなそう思っています。



緒方:コロプラの採用は結構泥くさいことをするけど(笑)。スポーツ選手のスカウトと似ていて、たとえば「3年以内に優勝するぞ」とか目標を立てたら、そこに必要な能力を考えて、そういう人がいる場所を探して、出会い、くどくわけです(笑)。それが採用マンの基本なんじゃないかと思いますね。