コロプラ・ベアーズ 面白いものを作りたい仲間が集まるベアーズ

コンシューマーゲーム業界出身スマホゲームプランナー対談!
TEAM

コンシューマーゲーム業界出身スマホゲームプランナー対談!

Y.T

エンターテインメント本部 Bスタジオ
部長
ゲームプランナー

2004年、大手ゲームメーカーに新卒入社。プランナーとして12年間、コンシューマーゲームやソーシャルゲームの開発に携わる。2017年、コロプラに中途入社。新作ゲームの開発に携わり、マネージャー職を経て、現在、Bスタジオ部長を務める。現在、ゲームプランナー歴16年目に突入!

J.T

エンターテインメント本部 Bスタジオ
マネージャー
ゲームプランナー

2000年、東京のゲーム会社に新卒入社。2003年、関西の大手ゲームメーカーに転職し、プランナーとして人気シリーズの続編制作や新作アクションゲームの開発に長年携わる。2017年、コロプラに中途入社。『ドラゴンプロジェクト』の開発・運営に携わり、現在、Bスタジオのマネージャーを務める。現在、ゲームプランナー歴20年目に突入!

年々進化し続けるスマホゲーム。数年前だったら「スマホゲームなのにスゴイ」と評価されていたのが、今では当然のようにコンシューマーゲームや海外のリッチな作品と比較されるようになり、求められるレベルが上がり続けています。では現在、そんなスマホゲームを企画・制作しているのは、どんな人たちなのでしょう。

コロプラに関して言うと、年々コンシューマーゲーム会社出身のメンバーが増えていて、その活躍が目立っています。そこで今回、コンシューマーゲームメーカーに12年間在籍した "Y.T" と、17年在籍した "J.T" に、「コンシューマーゲーム業界からスマホゲーム業界への転職」というテーマで語ってもらうことにしました。

入社時期もほぼ同じで普段もよく話すという2人が、コンシューマーゲーム会社で身につけた思考法を振り返りながら、今のスマホゲーム制作について感じていることとは?
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スマホという "ハード" を
主戦場にゲームを作りたかった

お二人とも前職のコンシューマーゲーム会社がかなり長かったわけですが、なぜコロプラに転職されたんでしょう。

Y.T 前職の会社でもスマホゲームを作り始めていたこともあって、これからはスマホが主戦場になっていくだろうと思っていました。だから僕としては、本格的にスマホゲームに本腰を入れていきたかったんですけど、当時はあくまでもコンシューマーゲームが軸で、スマホはサブという感じでした。それで、スマホゲームに特化した会社に行くほうが、自分の作りたいものが作れるって思ったんですね。

J.T 僕も、前の会社でも別の部署がスマホゲームを作っていましたけど、あくまでも主戦場はコンシューマーゲームだったので、スマホゲーム会社への転職を考えるようになりました。あと、"今のスマホの解像度とスペックなら、できないゲームはないな" と思って、スマートフォンというハードでゲームを作りたいと思ったのもきっかけでしたね。

Y.T わかります。しかもスマホはいつも持ち歩ける上に通信可能な機能まで付いていて、すぐゲームができるじゃないですか。僕はスマホを、夢のようなゲーム機だと思っていますよ(笑)。

J.T あとコンシューマーゲーム機は、まず電源を入れてから立ち上がるまでに時間がかかって、テレビの前でしばらく待機していただかないといけないので......そこからしてハードルがありますよね。最近はスタンバイモードで早く立ち上がるようになっていますけど、起動速度に関してはスマホにかなわない。

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スマホでどんなゲームを作りたいと思っていましたか。

J.T アクションゲームを作りたかったですね。コロプラの『白猫テニス』が出たとき、開発者の一人として、純粋にすごいなと感心しました。新しいものを作ろうとすると、開発コストもリスクも高くなるので二の足を踏んでしまうものですが、コロプラならいろんな企画を許してもらえそうだなって(笑)。

Y.T 僕もいろいろなスマホゲームで遊んでいましたけど、コロプラのゲームは一風変わっていて面白いと思っていましたね。白猫プロジェクト』や『白猫テニス』、『バトルガール ハイスクール』などをプレイして、ちゃんとゲームを作っている会社だという印象がありました。

なるほど。しかし最近はプレイヤーも目が肥えてきて、ありきたりなゲームでは満足できなくなっているように思います。そこで成熟したコンシューマーゲーム業界の知見が求められると思うのですが、今のスマホゲーム業界をどう捉えていますか。

J.T ゲームって長い時間をかけて作っても、"リリースしたら100%絶対ヒットする" みたいな保証はなくて、"当たるも八卦、当たらぬも八卦" だと思いながら作ってきました。だからでもないですけど、業界全体で、 "失敗しないように" という意識が働いて、これまで多くの方に楽しまれてきたものをベースにしたようなゲームが多くなっているなとは思います。でもこれっていつの時代も一緒で、コンシューマーゲームでもスマホゲームでも同じじゃないですか。

Y.T いつの時代も、どの業界でも思い当たるような話かもしれませんね(笑)。ただ、コロプラはそういうものを作ることを良しとしないところがあって、"すべて新しい" とは言えなくても、どこかに必ず新しい要素を入れることをモットーとしているので、そこは開発者としてやりやすいなと思っています。

J.T そうですね。あとスマホゲーム業界について思っていることでは、ハードのスペックが向上したわりに、絵がきれいになっただけでゲームの内容自体があんまり変わっていないような、ということですね。

Y.T ありますね。ただ、スマホゲームはハードがスマホなので、従来のコンシューマーゲーム機を買っていたゲーム好きな人だけが遊ぶものではないっていう......そういう中で、これまでのゲーム以上の機能や操作を求められるゲームとなると、ちょっとカロリーが高く感じられるのでは、とも思います。仮に既存のゲームと似ている部分が多い作品でも「これならできる」と楽しんでくれる人がたくさんいるなら、逆に変えられない面もあると言いますか。

J.T それもありますね。

Y.T でもそこに甘んじるだけではダメですし、その中でも"新しい遊び" を生み出すことを目指さないといけないわけで......難しいところですよね。

J.T "新しいかどうか" を気負う必要はなくて、やっぱり "本当に面白いものを作ろう" っていうことを思っていれば自然と、何かしら新しい要素が入るものなんじゃないでしょうか。

Y.T そうですね。ユーザーさまに "本当に面白い" と思っていただけるものを作ろうと思ったら、そこにはこれまでと "少し違う何か" が含まれているはずで、それまでのものとは同じものにはならないはずだと思います。
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コンシューマーゲーム機にはできない
スマホならではのゲームを作りたい

スマホゲームは、"わかりやすさ" で遊ぶかどうかを決めている感じもあります。導入部がわかりにくかったりすると、すぐに挫折してしまったりして......。

J.T チュートリアルに関しては、たぶんスマホゲームよりコンシューマーゲームのほうがわかりやすいと思います。スマホゲームだと、チュートリアルをひと通り全部なぞらせるだけみたいなものが多いですが、コンシューマーの場合、もっと丁寧に教えますよね。チュートリアルを直せばもっとユーザーさまに遊んでもらえるスマホゲームってたくさんあると思います。

Y.T 「何も説明しなくてもわかるように作らなきゃいけない」っていうことは新卒時代に叩き込まれましたね。プレイヤーがゲームの世界観に入り込んでいく最初の導入部で、説明セリフやシステム説明が多すぎると、「ちゃんとわかるようにゲームを作ってないからだ」って指摘を受けました。

具体的には、どんなふうに鍛えられたんですか。

J.T 「なんでこうなってるの?」と先輩に質問されて、それに答えると、さらに「なんで? なんで? なんで?」とひたすら繰り返される感じでしたね。新人の頃からそういった考え方を徹底的に叩き込まれました。

Y.T 僕も同じでしたね。たとえばステージを1つ作るにしても、「このステージはなんのために作ったの?」「プレイヤーをどんな気持ちにさせたいの?」と先輩に聞かれて、「こういう気持ちにさせたくて作りました」と答えますよね。すると先輩がプレイするんですが、さらに「なんでこのアイテムをここに置いたの?」と質問が来て、アイテムの配置について1つ、また1つと意図を説明しないといけなかった。

「なんとなく」じゃダメなんですね。

Y.T 「なんとなく」と言った瞬間、アウトです(笑)。たとえば「これいいな」と思うゲームを、そのまま参考にしてしまいたくなるようなことがあるかもしれませんが、それを最初に作った人たちは、「なんでこうすべきなのか?」をいろいろ考えていった結果、目的に適った1つの形を選んでいると思うんです。だからその過程を経ないで、他のゲームでやっていたことをそのまま持ってくるのは、ちょっと違うというか。もちろん、「なんで? なんで?」と考えていった結果、他のゲームと同じような形になった、これはいいと思うんですけど。

J.T 意図がないと、変えていいものなのか、変えちゃいけないものなのか、わからないんですよね。開発段階で都合が悪いことが出てきて、"ここを変えよう" となったとき、もともとの意図が崩れる可能性があるので、意図を理解しておく必要がありますよね。はっきりとした意図があるなら、1ミリも変えちゃいけないかもしれないし、意図がわかっていれば、変えていい部分もわかってきます。

ほかにコンシューマーゲームとスマホゲームで、作り方の違いを感じることはありますか。

Y.T "開発" と "運用" の違いはありますけど、基本的にはあまり変わらないですね。コンシューマーゲームも1、2本作るごとにハードが変わったりしていたので、それと同じようにスマホというハードに変わったくらいの感覚です。あえて言えば、サービス中のタイトルでの更新頻度の高さや、開発スピードの速さは感じます。とてもエキサイティング(笑)。

J.T これまでPS2、PS3、PS4、あるいは3DSというふうにハードが変わってきて、次はスマホという感じですよね。むしろスマホは常時オンラインなので、アップデートもしやすいですし。

Y.T 昔に比べてメモリも潤沢ですし、操作や表示形式が極端に変わったりしないですしね。

J.T スマホってもっといろんなことができるはずですよね。たとえばコンシューマーゲーム機はテレビ用なので横画面ですけど、スマホは縦画面でもいいわけで。

コンシューマーゲーム機にはできない、スマホというハードならではの遊び方があるはずだ、と。

J.T たとえば『白猫プロジェクト』や『白猫テニス』は、スマホならではの遊びの提案ができていると思うんですけど、たとえばタッチパネルだからできる動きだとか、常時通信やGPSなどのいろんな要素がありますから......もっと根源的に、スマホならではのゲームが作れるんじゃないかって、これいつもY.Tさんと話していますよね。

Y.T はい、話していますね。あと、遊ぶ側の文脈というか、ユーザーさまの置かれた状況がコンシューマーゲームとは違いますよね。スマホの場合、SNSをしたり、動画を見たりといったいろんな楽しみ方のうちの1つにゲームがあるので、SNSや動画を見るのと同じような感覚でゲームをやるんじゃないかと思うんです。その気軽さやテンションが、今までのコンシューマーゲーム機とは違うところですよね。
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コンシューマーゲーム業界出身の
新作ゲーム開発経験者を求めています!

コロプラではコンシューマーゲーム業界出身のクリエイターを積極的に採用していますが、より具体的に言うと、どんな人と一緒に働きたいですか。

J.T 具体的に......30代半ばくらいで、開発をバリバリやってきた方に来てほしいですね(笑)。いろんなジャンルのゲームを幅広く作ってきた方も歓迎しますし、アクションが得意とか、レベルデザインが得意だとか、何か得意な分野がある方が来てくれると嬉しいです。

Y.T 新作の開発を任せられる方に来てほしいですよね。できればプロジェクト・リーダークラスの方で、タイトルを1本任せられると、とても嬉しい......。コロプラではエンジニアもデザイナーも能動的に動いてくれるので、プランナーにとってはすごくやりやすい環境だと思います。

なるほど。では最後に、コンシューマーゲーム業界から転職を考えている方へ、メッセージをいただけますか。

J.T そうですね......コロプラは僕が思っていた以上に、いい意味で、"普通にゲーム会社" でした。ここに入るまでは、スマホゲーム会社ってどちらかというとキラキラしたIT業界っぽく見ていたんですけど(笑)、コロプラはゲーム会社っぽいかなと思って、実際に入ってみると、やっぱりコロプラはゲームらしいゲームを作ろうとしている "普通にゲーム会社" で安心しました。だからコンシューマーゲームのほうが良いと思っていて「しょせんスマホでしょ」と思っている方に対して、「いやいや、こっちも面白いよ」ということは伝えたいなと思います。

Y.T そういえば、僕には "転職した" とか "スマホゲーム業界に転身した" といった感覚はなくて、"社屋が変わった" くらいの感覚なんですよね。コンシューマーゲーム会社時代に培った考え方もそのまま持ってこられて、地続き感があるというか。多少新たに覚えなければいけないこともありますけど、コンシューマーゲーム会社とコロプラで、そんなに大きく変わることはないと思います。ただ、全体的に若いメンバーが多いので、コンシューマーゲーム会社から来るとビックリするかもしれないですね(笑)。

J.T エンジニアさんもデザイナーさんも、プランナーの意図を汲んで、ポジティブにガンガン動いてくれて、優秀だなって思いましたね。あとはやっぱり、こちらが面白いゲームを作っていくしかないですね。コロプラは毎年新作をリリースするので、それが評価されて、また人が集まるのが正しいループだと思うんです。

Y.T まさに僕もJ.Tさんもそうでしたけど、転職先の会社って、やっぱりその会社が作っているゲームを見て決めるものだと思うので、新しくて面白いゲームをたくさん作っていきたいですね。
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新作も楽しみにしています。今日はありがとうございました!