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デザイナー面接官に聞いてみた! ゲーム会社の面接ではどんなことを質問されるのか?
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デザイナー面接官に聞いてみた! ゲーム会社の面接ではどんなことを質問されるのか?

M.Z

アートディレクター
マネージャー

工学部の情報画像工学科でプログラミングを学びながらゲームの専門学校に通い、新卒で大手映像制作会社に入社。映像クリエイターとして活躍したのち、2013年4月コロプラに入社。プロジェクトマネージャー、アートディレクターとして既存タイトルから新作まで携わり、現在はマネージャーも務める。

S.N

2Dキャラクターデザイナー
マネージャー

漫画家を目指して上京後、ソーシャルゲーム業界の盛り上がりを察知し独学でデジタルツールを習得、フィーチャーフォン向けゲーム会社に就職。2Dデザイナーとして活躍したのち、2013年9月コロプラに入社。数々のキャラクターを生み出し、現在はマネージメントに軸を置く。

ゲーム会社の一次面接官が、ポートフォリオの見方や質問内容について語る、前代未聞!? の企画がついに始まりました! その心は、"できるだけ緊張せずに、ご自身の持っている力をしっかりアピールしていただきたい" という、実にシンプルなものです。

コロプラで長年、新卒中途の採用面接をしてきたマネージャーが対談形式で本音を語りますので、これから面接を受けるという方はもちろん、就職・転職活動を始めたばかりの方、また学校関係者の方にも、きっとご参考にしていただけるのではと思います。

2人の話はあくまで一例ではありますが、"面接官も、初めは面接を受けて入社している" とか、"どんな質問がよくされるのか" がわかることで、必要以上の緊張が軽減されることを願っています!!
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面接官を務める2人が、
当時の面接を振り返る

お二人とも2013年の中途入社ということですが、まずはコロプラに転職してきた理由から教えていただけますか。

M.Z 私はそれまで映画やCMを作る映像制作会社に在籍していたんですが、個人的にゲームが好きだったということもあって、コンシューマーゲームのオープニングムービーやイベントムービーを担当することが多かったんですね。そのうちにゲームの開発現場に入りたいと思うようになりまして(笑)、かつ時代の流れを見ていると「これからはスマホゲームがもっと高度になって、面白い時代に入るんじゃないかな」という予感がして、いち早くスマホゲームを作っていたコロプラに転職してきました。

S.N 私は前職もゲーム会社でしたから、当然ながら最新のゲームをいっぱい触っていたんですが、同僚から「面白いゲームが出たよ」と言われてやり始めたのが『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(以下、『黒猫』)』でした。ちょうどM.Zさんが入社された時期にリリースされたと思うんですけど。

M.Z 『黒猫』は私が入社する1か月前のリリースでしたね。最終面接のとき、「今度こんなゲームを出すんだよ」と(社長の)馬場さんからプロモーションムービーを見せてもらった記憶があります。

S.N そうでしたか。私はいちユーザーとして「面白いな」と思ってやっていたと同時に、やっぱり研究対象として2Dデザイナー目線で見る部分もあって、ある日 "お知らせ" にピクセル単位でのはみ出しを見つけたんですが、翌日見てみるとこれが直っていて、瞬間的に「ここで働きたいな」と思ったんですね。それからすぐ転職活動を始めて、入社まではあっという間でしたよ。

M.Z それって、"転職活動" というか、"コロプラに向けたポートフォリオ制作" ですよね?

S.N はい。何の保証もないのに、週明けには前職の会社に辞表を出しまして、そこから職務経歴書とポートフォリオを作って、面接に進んでからは「ここにどうしても来たいんです! 落ちたら僕、無職の状態なんですよ!!」と、ものすごいアピールをしました。ただ、そのあと「あなたの弱点は何ですか」と質問されまして、「たまに気持ちが強すぎて、突き進んでしまうときがあります」って答えたというのがオチなんですけど......若かったんですね(笑)。

いったい何がそこまで、S.Nさんを駆り立てたのでしょう?

S.N 前職の会社でも、キャラクターから背景、お知らせ、UIまで一通りやらせてもらって感謝していたんですが、コロプラの "ピクセル単位で、日々直しているこだわり" が羨ましかったんですよね。ここまでこだわることができる環境で働きたい! と強く思いました。でもその熱意を伝えたところ、予想外のことを言われて、ドキリとしましたね。

M.Z 何て言われたんですか。

S.N 「うちはあなたが思っている以上にクオリティに厳しいと思いますけど、それでもついてくる自信はありますか」と。これはよっぽどなのかな......と思いましたけど(笑)、「私も負けません」と返した記憶があります。

M.Z それで入社して、実際、どうでしたか。

S.N しんどかったですよ(笑)。自分が思っていたクオリティラインでは通用しなくて、観点が違うというか、すごいなと思いました。具体的なフィードバックが膨大だったので短期間で力が伸びて、イラストに対する考え方もだいぶ変わって、それまでと成長の幅が全然違いましたね。
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M.Z クオリティラインの話をすると、コロプラにはある意味、制限がないですよね。アート面で変更したいことがあるときに、エンジニアリングの部分も含めて、ゲームの仕様まで変更しますから。本当にやりたいことがあればどこまでもメスを入れていけるので、そこは事業会社ならではだと思います。あと、モノを作ったら、すぐ確認依頼をして、すぐフィードバックが来て、すぐ直す......というスピード感にも驚きましたね。

S.N ユーザーさまからの反応も速いですしね。

M.Z そこは B to B と B to Cの違いで、楽しいところですよね。いつもユーザーさまの評価が見えることで、仕事のモチベーションを高く保てていると思います。

面接の具体的な質問から
ポートフォリオの見方まで

そして入社してから5年以上が経ち、現在はお二人が面接官になっているわけですが、面接にはどんな感じで出ていますか。

M.Z 面接を受ける方ができるだけ話しやすいような空気にしたいと思っていて、フランクな雰囲気になるように心がけています。

S.N フランクですよね。一般的な質問に対する定型文の答えではなく、本音を引き出したいと思っているので、面接というより雑談ベースです。

基本的には一次面接官で、たまに二次面接官もされているということですが、具体的にどんな質問をされますか。

M.Z 前提として、ポートフォリオが通った方との面接になりますので、ポートフォリオありきの話になりますが、「このキャラはどういう設定で描きましたか」という質問はよくしますね。指示書をもとに描いたのか、自分が設定を決めて描いたのか、それによって次の質問も変わります。

S.N 私は「プロと素人との違いはどこにあると思いますか」と聞くことが多いですね。とくに新卒採用の話になりますが。
あと「好きなアニメやゲームはなんですか」という質問は新卒、中途ともにしています。


M.Z 私も、好きなキャラクターデザインの、アニメやゲームについてはよく聞きます。デザイン自体が好きなのか、設定や世界観も好きなのか、そして、どんなキャラを生み出したいと思っているのか......と話は膨らんでいきますよね。

"求める人物像" は、新卒と中途で同じなんでしょうか。

S.N 基本的には同じです。ただ、会社の文化に合うかどうかは全職種で共通していますが、そのほかデザイナーの人物像に関しては、
1 作家性が高く、かつコンセプトに合ったビジュアルを描ける方
 ∟【例】 https://be-ars.colopl.co.jp/special/uba.html
2 ディレクション側で活躍できる、コミュニケーション能力が非常に高い方
 ∟【例】https://be-ars.colopl.co.jp/people/N.K_2d.html
の2軸で、必要なスキルが違ってきます。いずれの場合も、設定や前提条件を十分理解した上で、指示書がなくても「こんなキャラはどうでしょう」とさらりとラフを描くことができるような方に来ていただきたいですね。

M.Z 作家性が高い方の場合、「これが私の武器です」と言えるようなものを持っている方にすごく魅力的に感じます。理想を言うと、すごく秀でたものを一つ持っていて、かつそれ以外も幅広く描ける方がいればベストですね。

S.N ディレクション側の場合は、デザイナー職に限らずいろんなセクションの方と円滑なコミュニケーションをとれることが求められますよね。
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コミュニケーションと言えば、コロプラには "職種の垣根を越えて、みんなで作る" という文化がありますよね。

M.Z それに関しては言い方が難しいところなんですけど、たとえばキャラデザインに関することでは、デザイナーとプランナーとライターとディレクターくらいの規模で話す、というようなイメージです。仮に100人のチームで100人の意見を聞いて作ったら、特徴のない、丸いところに着地してしまうので、"みんな" というのはあくまでもそういう範囲の話ですね。

S.N "あの人は「これがいい」と言ったけど、そうすると本来の狙いからズレてコンセプトが弱くなってしまうから、ここでは取り入れないほうがいいな" といった判断を迫られるようなことは日常的にありますよね。入れるべき意見はもちろん入れていきますけど、何でもかんでも入れてしまうというのは逆にNGです。

なるほど。ところで、こんな記事(『コロプラ採用担当部長が必ずチェックする、ポートフォリオ5つの評価項目』があるのですが、お二人はポートフォリオのどこをよく見ますか。

S.N 個人的には2番の『感情を揺さぶる絵が描けるかどうか』が大きいです。「お、いいイラストだな」と目が留まり、まじまじ見たくなるのはそういう絵だと思いますので。

M.Z 私も2番と、あと5番の『クリエイターとしてのこだわりが感じられるか』もすごく見ますね。「この人はこういうものを表現したくて、こういう絵を描きたいんだな」という意思や情熱が感じられるようなポートフォリオに魅力を感じます。
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面接の雰囲気やポートフォリオの見方がだんだんわかってきましたが、一言で言うと、どういう人と働きたいですか。

S.N 情熱がある方と働きたいですね。気持ちが強い人ってキャッチアップが早くて、新卒の方でも中途の方でも入社してからすごく伸びて活躍してくれる人が多いんです。仮に腕があっても熱意がないと、あとで結局追いつかれてしまうものだと思ってます。あと、「コロプラが好き」とか「コロプラのゲームが好き」って言われたら、私の中ではプラスポイントです(笑)。僕自身この会社が好きで、やっぱり好きなところで働くのは楽しいので。

M.Z そうですね、基本的にエンタメコンテンツを作っているので、楽しんで働いてほしいという気持ちはありますよね。あと、私も「こういうものを作りたい!」という情熱が大事だと思うんですけど、もう一つ大事なのがバランスだと思っていて、あえて言うと、こだわりや情熱がある上で柔軟性があって客観性も持てる、そしていろんな人の意見を受け入れた上で具体的な提案ができる方がベストかなあと......要望が多いですね(笑)。

なるほど、共通しているのは "情熱" なんですね。では最後に、これから採用面接を受ける方にメッセージをお願いします!

S.N 極論になりますが、私は「この人と一生一緒に働けるか」という視点でも面接しないといけないと思っていますので、熱意ある方からのご応募を楽しみにお待ちしております。

M.Z 会社全体で、長く勤められるように環境や体制を日々改善していますので、「コロプラで働きたい」と思う方にはぜひENTRYしていただきたいと思います。

今日はありがとうございました! 面接では自然体で話していただけるといいですね。