コロプラ・ベアーズ 面白いものを作りたい仲間が集まるベアーズ

ゲームシナリオライター座談会【シナリオとキャラ作りこそが、ゲームの企画=魂!】
TEAM

ゲームシナリオライター座談会【シナリオとキャラ作りこそが、ゲームの企画=魂!】

浅井P

プロデューサー

エビちゃん

チームマネージャー

トビ

『白猫プロジェクト』メインライター

トオルッチ

『ドラゴンプロジェクト』メインライター

ゲーム開発の仕事というと、エンジニアやデザイナーを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実はゲームの魅力を最大化するための重要なポジションに「ゲームシナリオライター」という仕事があります。「ゲームの世界観やストーリーを作る」といえばイメージしやすいでしょうか。資格などは必要なく、「書くことが好き。とにかく面白いものを作りたい!」という情熱があれば誰にでも門戸が開かれている仕事です。

今回は『白猫プロジェクト』『ドラゴンプロジェクト』それぞれのメインライターと、ライターチームのチームマネージャー、コロプラを代表するゲームを多数手がけてきたプロデューサーを交えての座談会を実施しました。ライターに求められる素養と、面白いシナリオとキャラを作り出していく秘訣とは?

Colopl_Be-ars_te_scenariowriter_001.jpg

コロプラのライターはラノベ作家や映像作家など異業種出身メンバーが多数。なにより重要なのは、書く情熱!

スマホゲームのシナリオライター(以下、ライター)とは比較的新しい職種だと思うのですが、みなさんはどうやって今の仕事に就いたんでしょう?

エビちゃん 僕はライター職ではなくて、ライターメンバーをディレクション、マネジメントする業務を担当しています。僕自身は前職、前々職もゲーム業界ですけど、コロプラのライターはゲーム業界出身じゃないメンバーが多いですね。トビはライトノベルの賞をとって本も出しているラノベ作家でしたし、トオルッチは映像業界出身ですし......そもそもゲーム業界を目指していたという人はむしろ少数派かもしれない。

トオルッチ 僕はコロプラに入ってからはライター業に専念していますが、以前は自分のシナリオを書きながら、映画の助監督や映像編集をしていました。コロプラには派遣として参加し、途中で社員登用されて今に至るという感じですね。

Colopl_Be-ars_te_scenariowriter_003.jpg

ということは、ゲーム業界の経験は必須ではない?

エビちゃん まったく必須にしてないです。第一条件が「面白いものが書けるか書けないか」なので、最初に書類選考として自分が書いた作品を送ってもらって、メインライターたちに見てもらいます。そこで通ったら、チームメンバーとして一緒に作品づくりができそうかどうかという人物面を選考させていただく感じです。

トビ 僕も応募のときは自分が書いた本を提出しましたね。

トオルッチ 僕は企画書と脚本を送りました。

トビ 純文学の小説を提出してきて、今は『白猫プロジェクト』で人気イベントを多数手がけているライターもいます。ゲームのシナリオを読むより、個人で創作した小説を読むほうが文章力がわかりやすいということもありますね。

浅井P 結局、面白いシナリオが書けるかどうか、ですね。僕の場合はもともと書く仕事がしたくて、小説家や脚本家になりたいとぼんやり考えていました。ゲームも好きだったので就職活動のときにゲーム業界も視野に入れていて、結果としてシナリオライターではなくゲームプランナーとして入社することになりました。会社勤めのシナリオライターなんて、ゲーム業界以外であまり聞いたことがないよね?

Colopl_Be-ars_te_scenariowriter_002.jpg

トオルッチ 僕も同じように考えていました(笑)。もともとフリーランスだったんですけど、月給をもらってシナリオライターができる!と思ってコロプラに入ったんです。

浅井P 僕が学生だった頃は「ゲームシナリオライター」という職種がまだ一般的ではなくて、探しても「ゲームプランナー」というくくりしかなかったんですよね。とりあえずプランナーとして業界入りして、「シナリオを書きたい」とずっと言い続けてました。ようやく書かせてもらえることになって、ライターとしての職歴がスタートしたわけです。だから、もともと「ゲームシナリオライター」を目指していた人がいてもいいでしょうし、異業種から入ってくる人がいてもいいと思います。

トビ 僕たちの仕事は基本的に「物語が書けるかどうか」なんですよね。それができれば映像出身でもラノベ出身でも舞台出身でも、途中で投げ出さずに続けてさえいれば、ある程度はいけるはずだと思いますね。

「物語が書ける人」の素養や秘訣というと?

浅井P ............センスです(笑)。結局、どれだけ書いてきたかと、どれだけ読んできたかという引出しの多さがすべてだと思いますね。

それはゲームのテキストなんでしょうか、それとも小説やマンガ?

浅井P 全部です。むしろひとつに偏らないほうがいいと思いますね。

トオルッチ 確かにそうですね。ただ少なくとも文字はたくさん読んでおいたほうがいいと思いますが。

書くことを仕事にしてきたプロのほうが有利なんでしょうか?

トオルッチ それだけが判断材料じゃないと思います。たとえプロじゃなくても、書き続けてきたものがあればスタート地点は同じですよね。

トビ 僕もそう思います。仕事以外のプライベートな時間でも、自分で作品を書いてきた人のほうが意欲を感じるというか。

トオルッチ 逆にプロとしてこなれすぎてしまって、"熱"を失った人は続けていくのが難しいよね。技術よりも「なんとか面白いものを書いてやろう!」っていう"熱"のほうが大事だと思いますね。