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美大マンガコースからゲーム業界に就職した、新卒3年目デザイナーの話
SPECIAL

美大マンガコースからゲーム業界に就職した、新卒3年目デザイナーの話

乳母さん

2Dデザイナー
イラストレーター

2016年3月、名古屋造形大学マンガコース卒業。2016年4月、コロプラに新卒入社。配属当初から『軍勢RPG 蒼の三国志』『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』などの2Dデザインを担当。

ゲーム業界への就職を目指す学生さんのリクエストに応えて、先輩ポートフォリオから採用担当者によるポートフォリオの評価項目まで公開してきた『コロプラ Be-ars』。

今回は採用説明会でよくいただく質問「実際にどんな経歴の人が内定して、どんな仕事をしているのか?」に、新卒3年目の先輩デザイナーが答えます!

すべての回答はあくまでも "一例" ですが、学生時代のことやデジタルツールのこと、具体的な業務の進め方など、参考になるポイントがきっとあるはずなので、是非ご一読いただければと思います!
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イラストを描き続けるために、
ゲーム業界への就職を考えた経緯

まずは入社までの経歴をざっくり教えていただけますか。

高校の進路相談で、地元の美大を勧められたのがきっかけです。私がマンガ部に入っていたのと、先生がもともとデザイナーの仕事をされていたからだと思うんですが、「そっちの方面はどう?」と言われて、美大への進学を考えるようになりました。それから友人とオープンキャンパスにも行きまして、あとはもう力試しのつもりでマンガコースを受けてみたら、受かったという感じでした。

マンガ部の出身でマンガコースに進学されたということは、マンガ家になりたかったんでしょうか。

いえ、そういうわけでもなくて......イラストを描くのが好きだったんですけど、イラストレーション関連のコースだと "企業ポスター" とか "パッケージデザイン" の作り方を学ぶことになるんですね。それは私がやりたいことと違うなと思ったので、イラストが描けるマンガコースに入ったんです。
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なるほど。でも、マンガコースというと、マンガ家を目指すのが普通ですよね?

はい。だから私も "マンガコースを選択したからにはデビューまで頑張ろう!" と決めて、出版社に持ち込みしたり、担当さんも付いたりしていたんですけど......あるとき、向いていないなと思ったんですね。

"マンガ家に向いていない" って、どんなところで感じたんでしょう。

話を考えるのが苦手だなと(笑)。プロの編集者から「これいいじゃん!」と言っていただいて、掲載会議に進められそうな段までは行ったんですけど......仮に通ったとしてそのあとが続かない気がすると思って、4年生の春から就職活動を始めました。

なるほど。イラストを描くのは好きでも、話を考えるのは難しい、と。

はい。それで、自分が描きたいテイストのイラストを描ける、ゲーム業界を見るようになりました。ゲームのストーリーはシナリオライターやプランナーの方が制作するので、自分はイラストに専念すれば良い!と(笑)。
コロプラに関しては大学で行われた企業ガイダンスを受けて、ポートフォリオを送ることにしました。学校の課題からフリーランスで受けていたスマホゲームのキャラクターのイラストまで、いろんなものを入れました。

スカイプ面接から始まり、内定へ!
第一線で活躍する2Dデザイナーの仕事とは

ポートフォリオが通ると、面接ですよね。

当時は名古屋に住んでいましたので、最初はスカイプ面接でしたね。入社理由や趣味のことなど、一般的なことを聞かれたと思います。次の面接からはここ(東京・恵比寿にあるコロプラ本社)で、主にポートフォリオに関する質問を受けました。ずっと緊張していましたけど、「なるようにしかならない」と思って最終面接を受けたら内定をいただいて、そのあとはもう「わー!」っと、勢いで上京してきた感じです。

ちなみに、学生時代はデジタルツールを使っていましたか。

学生時代は板タブでSaiを使っていましたが、今は液タブでCLIP STUDIO PAINTをメインに、Adobe Photoshopも使っています。それぞれ学生時代に使っていたものと少しずつUIが違いますが、毎日使っているうちに慣れるものなので、大きな問題はありませんでした。

デジタルツールのほかに、学生時代にやっておくと良いものはありますか。

デッサンはちゃんとやっておいたほうがいいと思います。私はそれが本当に苦手で、配属後は毎朝30分から1時間、石膏のデッサンをしていました。部長がその時間を作ってくれたんですが、リーダーと交代で見てくださって、1年半くらいやっていました。私だけでなく他の新卒メンバーや先輩方も参加していましたね。

毎朝の過ごし方と言えば、よく学生さんから「1日の過ごし方」を知りたい、という質問をいただくのですが、たとえば昨日はどんなふうに過ごしましたか。

そうですね......昨日は10時過ぎに出社して、まずは前日までの作業のフィードバックに対する修正をしました。それを提出して、次のフィードバックを待っている間に次の作業のための資料探しをしたり、デザイナーが集まる会議に参加したりして、またフィードバックが来たら修正をして......キリのいいタイミングで帰宅しました。
(※ コロプラはフレックスタイム制で、10:30~15:30がコアタイムです。休憩時間は昼に1時間です)
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なるほど。基本的に1つのキャラを描き終えてから次のキャラを描く、という感じでしょうか。

大まかに言うとそうなるんですが、たとえば『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』の場合、「キャラ一体」と言っても "進化" の過程によってポーズや衣装などを変えて描きますし、表情も「通常」のほかに「喜・怒・哀・驚」などのバリエーションを描きます。
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「がちぎれ」とかもあるんですね(笑)。

この子は「シュガーレスバンビーナ」というイベントのキャラで、"闇の社会で生きる少女" という設定なんですね。だから普通の美少女キャラならしないような特殊な表情も作りました。この『黒猫のウィズ』では、ある程度私のテイストが許容されている部分があって好きにやらせてもらっています。一方で、タイトルによっては既存のキャラのテイストに合わせて描く必要もあって、それが難しいんです。

ということは、2つのタイトルを同時に担当することもあるのでしょうか。

時期やタイトルにもよりますけど、あります。だから1日の中で、『黒猫のウィズ』と新作のキャラを並行して描くこともあったりします。担当しているキャラはそれぞれのタイトルで一体ずつなんですけど、タイトルによってこだわっている部分が違うので、そこはかなり気をつけています。

新規キャラを描いたり、既存キャラに合わせて描いたり......それぞれ求められる技術が違うわけですよね。

そうですね。基本的に絵を描くのは好きなので、描いているだけで楽しいなというのはあるんですけど、自分が描いているものがシナリオライターやプランナーのイメージに合っているかは実際に見ていただかないとわからないものなので、初回の確認はなるべく早く出して、方向性が合っている状態で先に進めるようにしています。

この3年間を振り返って思うこと
学生さんへのメッセージ

入社からそろそろ丸3年が経とうとしていますが、振り返ってみて、どんなことを思いますか。

基本的に「上手くなりたい。ユーザーさまに良い反応をいただけるようなものを作りたい」ということしか考えていなくて、先輩のものを見ながら必死にやってきた感じですね。会社には自分より上手い人がたくさんいるのでそれを見るだけでも勉強になるし、自分に足りていない部分をズバッと言ってくれる人もいますので、まだまだですけど、レベルが上がっているという実感があります。改めて振り返ると、配属当初からたくさん描かせてもらえて、チャンスをいっぱいもらえたと思います。
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充実した3年間だったんですね。最後に、これから就職活動をされる学生さんにメッセージをいただけますか。

子供の頃から好きなものばかり描いていて、その延長線上に今があるので、なるようになるものだなあ......と思っています。学校を卒業してからも "毎日描いていたい" "もっと上手くなりたい" という想いがある方にはいい環境だと思いますので、興味がある方には一度オフィスに遊びに来ていただきたいですね。

今日はありがとうございました。今後のご活躍も楽しみにしています!!