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慶應SFC『すずかんゼミ』が、コロプラでVRの未来と投資について考えた日
SPECIAL

VRの未来と投資について考えた日 〜慶應SFC『すずかんゼミ』の課外授業〜

文部科学大臣補佐官で慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授の鈴木寛氏が主催する『すずかんゼミ』の1〜4年生に向けて、2017年12月某日、コロプラが課外授業を実施。

2017年4月に総合職として入社した新卒社員のエンスミが、母校のゼミ生に向けて企画したのは、コロプラが世界最先端で開発を進める「VR」に関する座学3本と、VR事業への投資実績が多い投資家によるスペシャル・ワークショップ。

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同ゼミ4年生のCさんも2016年にコロプラのインターンを受けたこともあり、約40名の学生さんが、コロプラの恵比寿オフィスに集まりました。

Cさんから「イケてるITベンチャー企業の雰囲気を見せたくて」と紹介されると、エンスミが「コロプラはゲームのイメージが強いけれど、エンタメの会社です。そのなかでも今回はVR事業に関わるプロを呼んできたよ!」ということで、こんなインデックスを提示しました。

1 座学 VRエンジニアが語る「今とVRこれから」by 比留間和也
2 座学 コロプラ出身の起業家から見たVR業界 by 中島健登
3 座学 コロプラの子会社 COLOPL NEXT によるVR投資 by R.A
4 グループワーク & 発表 & 総評
5 講話 鈴木寛氏より

今回は座学とワークショップから鈴木寛氏による貴重なお話まで、ダイジェストでお届けします!
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1 座学 VRエンジニアが語る「今とVRこれから」by 比留間和也
書籍『VRコンテンツガイド2017』を出版して間もないVRエンジニアの比留間和也は、『VRのこれから』というタイトルで、VR(仮想現実)の枠にとどまらずMR(複合現実)やAR(拡張現実)の最新デバイス、最新アプリまでまとめて紹介。さらに「VRのみを話題にするより全体的に総称する『XR』という単語が主流?」という、次世代の入口に立った業界の話題まで時間が許す限りお伝えしました。
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2 座学 コロプラ出身の起業家から見たVR業界 by 中島健登
続いて登壇したのは、国内最大級でVRコンテンツを制作・配信し、GoogleのスマホVRプラットフォーム『Daydream』に国内最速で対応したばかりのコロプラの子会社 360Channel 代表・中島健登。「新規事業をどうしてもやりたい」という思いから京都大学大学院を中退し、コロプラに総合職として新卒入社した彼は、VR黎明期からコンテンツ制作に携われた面白みや社内起業のメリット、最新のVR業界情報を紹介。
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3 コロプラの子会社 COLOPL NEXT によるVR投資 by R.A
座学のトリは、コロプラの子会社 COLOPL NEXT でVRの投資リーダーをしているR.Aさんが務め、ベンチャーキャピタルの業務内容から経営および株式会社に関する基礎知識までお伝えしました。
続けてR.Aさんを中心に、投資家や企業家を多数輩出している「すずかんゼミ」に向けたワークショップも実施!
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4 グループワーク & 発表 & 総評
「投資家を説得する方法 ~投資家から必要なサポートを得られるようになるには~」というテーマで、
◆ 事業内容と目的
◆ 創業時のメンバー(人数と役割)
◆ 調達金額と使途
をグループごとにディスカッションし、発表してもらいました。
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みなさんの提案に対し、一件一件、投資するかしないかのジャッジをしたり今後の可能性を示したりしたR.Aさんは「大事なのは『儲かりそう』より『これまでにない」という内容です。そこから人を巻き込む一環として投資家を巻き込んでください」とアドバイスしました。
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プロの投資家と話す機会もなかなかないので、「もう少し時間がほしい」という声も上がりましたが、鈴木寛氏から講話をしていただき、本イベントは終了となりました。

最後に、鈴木寛氏の講話を特別に許可をいただき、下記に掲載させていただきます。その内容は、今回の課外授業に参加した『すずかんゼミ』の学生だけではなく、同じ年頃の学生の方々、また現在様々なビジネスに関わる社会人の方々にも、とても参考にもなると感じましたので、ぜひご覧いただければと思います。

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みなさん、お疲れさまです。
まず今日は第一線で活躍されている方のお話を聞かせていただいて、学びが多くあったと思います。コロプラのみなさま、このような機会をいただき、ありがとうございました。

さて、発表内容についてですが、世の中そんなに甘くなくて、プロたちは24時間、365日考えているので、その中で全く新しいアイディアを思いつくのは相当大変なものだと認識しておかないといけないということをまず知ってください。そして、みなさんが思い浮かべるようなアイディアはだいたい思いつかれているものであって、それが実現されていないということは、できない理由があるわけです。ですから、こういう場でプレゼンをするときには「その、できない理由はどんなものなんだろう」と考えて、「おそらくここが問題だ」というところに対するソリューションまで踏み込むほうがいいんですね。

それから自分たちの強みは何かという視点で考えることも大事です。「経験もないし、スキルもない今の自分たちだけど、社会人になくて自分たちにあるものは何か」と考えてみると、持っているものはゼロではないんです。そこを自分の強みとして意識したほうがいい。
たとえば【2017年の湘南台に暮らす二十歳の慶應義塾大学の現役女子大生】の気持ちは君たちのほうが知っている。「世の中の投資家が知らなくて自分たちが知っていることはなんだろう」と考えてみる。あるいは【自分を可愛がってくれているおじいちゃん、おばあちゃんの気持ち】を類推することはできるかもしれない。身近であればあるほど想像しやすいですよね。
というわけで、自分の比較優位がどこにあるかは常に意識して、自分がプロと唯一、勝っているインサイトと視点から組み立てていくといいのではないかと思います。

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リポートは以上になります。
想定人数を大幅に超える学生さんに参加いただき、初めから終わりまで熱気に包まれていた『すずかんゼミ 課外授業 at コロプラ』。企画者のエンスミもインターン生のCさんも、ゼミ生に共有したかったことのいくつかを伝えられたのではないでしょうか。
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『すずかんゼミ』のみなさん、
恵比寿までお越しいただき、ありがとうございました!