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コロプラ採用担当部長が必ずチェックする、ポートフォリオ5つの評価項目
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コロプラ採用担当部長が必ずチェックする、ポートフォリオ5つの評価項目

先日、こちらの記事で新卒入社3年目デザイナーのポートフォリオを公開したところ、「今年入社した新卒デザイナーの作品も見たい!」というリクエストをたくさんいただきました。

やはり「就活中、ゲーム会社に内定した人のポートフォリオを見たかった」というデザイナーは多く、「採用担当者はどんなところを見ているのか」とか「重要なポイントがあったら教えてほしい」といった声もあちこちから聞こえてきます。

そこで、2018年4月に入社した新卒デザイナーたちのポートフォリオと併せて、"採用担当者が見るポイント" と "制作のポイント" も公開することにしました!

まず今回は、「ベテラン採用担当者が語る、ポートフォリオを見るポイント」に迫ります。ゲーム業界志望の方にはもちろん、CG・映像業界志望の方にも共通しているポイントが多々あると思いますので、ぜひご参照ください!

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ベテラン採用担当者が語る、ポートフォリオを見るポイント

ゲーム業界の採用担当として十年以上のキャリアを持ち、数万冊のポートフォリオを見てきたコロプラ採用担当部長は、どんな視点でポートフォリオを見ているのか? 直球で質問してみたところ、「以下の5つのポイントは必ず確認している」という回答がきました。

「どれか1つクリアしていればいい」ということではなく、「すべてのポイントが重要」ということですので、ご自身のポートフォリオと各項目を照らし合わせてご覧いただければと思います。

1 基礎画力があるか。

どんなにツールを使う技術があっても、基礎画力がないことにはクオリティの高いビジュアルを制作できないため、まず基礎画力を確認します。デッサンやクロッキーはもちろん、各作品における人物の骨格から筋肉のつき方、表情など、様々なポイントを見ていきます。

業務では2Dソフトや3DCGソフトを使用しますが、ツールは時代によって変わっていくものです。たとえ使用するツールが変わったとしても、しっかりアウトプットできる基礎画力があれば対応できるものなので、コロプラでは「ツールは未経験」という方にも毎年ご入社いただいています。

2 感情を揺さぶる絵が描けるかどうか。

多くのユーザーさまに楽しんでいただくゲームを作るためには、一人ひとりのクリエイターに、感情を揺さぶる絵を描く力が求められます。より具体的に言うと、「かわいい」とか「かっこいい」、「このキャラが好き!」「この背景を見ると、その世界に入り込んだような気分になる」と言っていただけるようなビジュアルになります。

キャラの場合は、"キャラクター愛" と言い換えることもできると思います。たとえば、そのキャラの設定(生まれた時のことから現在に至るまでの歴史など)を考え抜くことで、その言葉遣いや表情、動きが決まってキャラクターに命が宿り、人の感情を揺さぶるのです。

長期にわたってゲームを開発・運営していくコロプラでは、それぞれのビジュアルに愛情を込めながら制作できる方を求めています。
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3 自分の得意なこと、売りになる部分がわかっているか。

あくまでポートフォリオなので、自分がやりたいことが伝わるように構成されているか、自分の技術を客観視できているか、というポイントも重要です。自分の売り/得意なことが何か見極めた上で、しっかりアピールしましょう!

これに関連して、苦手な分野や完成度があまり高くないビジュアルは、入れないことをオススメします。「ポートフォリオには様々な作品を幅広く載せるべき」と思う方が多いようですが、あまりクオリティの高くない作品が入っていると、全体評価が下がってしまうことがあります。
たとえるなら、モデルがオーディションを受けるとき、写りが悪い写真は載せず、写りの良い写真だけを載せるのと同じです。全分野が得意な方はいませんので、苦手なものを載せるのはもったいないですよ!

4 ページ構成や全体の流れなど、見せ方を考え抜いているか。

作品そのものももちろん重要ですが、ページ構成や全体の流れ、レイアウトや文字の読みやすさなど、見せ方を考え抜いているかという点にも着目します。画材や使用ツール、制作時間など、"ポートフォリオを見ている人が知りたい情報" がわかりやすく載っていると、好感を持ちます。

5 クリエイターとしてのこだわりが感じられるか。

ものづくりや作品に対する想い、こだわりポイントが書かれていれば読みます。
ファイルに関しても、製本にこだわりを感じられるものや大切にデザインされた表紙などを見ると、隅々まで神経が行き届いているなあと感じます。
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ポートフォリオは、入社から数年経っても「あのポートフォリオを作っていた人だよね」と言われる、コミュニケーションツールになります。その人の "分身" として、長年多くの人に見られていくものになりますので、大切に作りましょう。

次回は「新卒デザイナーのポートフォリオで学ぶ、採用担当部長が必ずチェックする5つの評価項目」として、より具体的な事例をお伝えします。お楽しみに!