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コロプラ『インターンシップ2019』特設サイトのキービジュアル制作秘話
SPECIAL

コロプラ『インターンシップ2019』特設サイトのキービジュアル制作秘話

T.M

背景デザイナー

2018年3月 武蔵野美術大学 油絵学科卒業。2018年4月新卒入社。3か月間の新卒研修後、2D背景デザイナーとして配属され、現在は新作ゲームの背景制作に従事。

先日、コロプラの『インターンシップ2019』特設サイトがOPENしました。このキービジュアル制作者は、2018年4月に新卒入社した背景デザイナーのT.Mさんです。

社会人1年目の終わりに任された大役ですが、ラフから最終形まではあっという間に仕上がりました。でも制作後に話を聞くと「楽しい仕事でしたが、反省したところも大きいんです」とのこと。いつもは【ゲーム開発】現場のプランナーや先輩デザイナーと制作を進めるT.Mさんが、【インターンのキービジュアル】という特殊な条件に合わせてビジュアルを作る過程には苦労したポイントもあったようです。
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今回はデザイナー職のインターン生募集が始まったタイミングでもあるので、T.Mさんが学生時代にしていたことからキービジュアルの制作秘話や隠れキャラのことまで聞いてきました!
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油絵専攻の美大生が、新作ゲームの背景制作を担当するまでのこと

大学2年生までは、"油絵の画家やイラストレーターなど、自分の絵を売って食べていけるようになりたい" と思っていました。でもご縁があって絵を販売したことがあるのですが、なんだか寂しかったと言いますか......自分の作品が手元から離れて、別の場所に行ってしまうことが嬉しいとは思えないタイプだと気づいたんです(笑)。それで、自分は作家としてやっていくより就職して絵を描くほうが向いているのではと考えるようになりました。その時点で "絵を描ける仕事に就きたい" という軸は決まっていたので、絵を描けるアルバイトを2つ経験しました。

1つはPVの背景素材を描く仕事で、もう1つはコンシューマーゲーム会社でコンセプトアートを描く仕事でした。どちらもやりがいはあったんですが、自分が描きたいテイストやお客さまの反応を考えたときに、スマホゲーム会社のほうが合っているのではと思いました。コンセプトアートを描く仕事に関わりたいので、新作のオリジナルゲームをたくさん出す会社がいいし、リリースしたものに対する反応が早くわかるほうがいいなあ、と。
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コロプラに入社したのは、大学の芸術祭でデザイナー採用担当の方に声をかけてもらったのがきっかけです。それからオフィスに訪問したり、先輩方の作品を見せていただいたりしているうちに "ここなら自分がやりたいことができそうだ" と思えたので、入社を決めました。

3か月間の新卒研修が終わってからは、新作ゲームの背景制作を担当しています。ファンタジーだったり、現代的なものだったりSF的なものだったり......いろんなテイストのものを描きますし、それが面白いと思っています。プランナーやデザイナーの先輩が求めているビジュアルがどんなものか、話し合いをしながら進めていくわけですけど、今は数をこなして勘所を良くしていくことが大事だと思っています。

以下は大学時代に制作したポートフォリオの一部と、大学で制作した油絵です。これが手元からなくなってしまうのはちょっと嫌ですね(笑)。
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『インターンシップ2019』の "困難" や "成長" を表現したキービジュアルのメイキング大公開!

通常の業務では、ゲームのキャラクターやアイテムを描くデザイナーは別にいて、僕は背景のみを担当しています。でも今回は、すべて自分1人で作っていいということだったので、挑戦してみたいと思いました。

まず "コロプラのインターンで体感できる『圧倒的な成長』を感じさせるビジュアルにしてほしい" というリクエストがあったので、
◆ 頂上に向かう長い階段があり、それを上っていく主人公がいる
◆ "困難" に立ち向かう印象を強くするために、後ろ姿で見上げる感じにする
◆ ただし、その周りには温かく見守ってくれる先輩社員がいる
というイメージのラフを描きました。と同時に、キャラの頭身がリアルなものだと階段を上るのが簡単そうに見えてしまうので、キャラは小さくするほうがいいだろうな、ということも考えていました。
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反省しているのは制作途中で、かなり明るい印象のビジュアルにしてしまったことです。というのも、僕のデスクの近くに2018年度の長期インターンに参加している方(デザイナー職)がいたのですが、そこでは先輩たちが温かく見守りながらデジタルツールの使い方を教えているような場面がよくあったので、コロプラのインターンは、 "困難" の連続というより全体的には "温かい" もので、その中で成長していくもの......というイメージがあったんですね。
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あと自分もゲーム会社のインターンを受けたことがありまして、そのときはそこに行くだけでも緊張していたんですが(笑)、そんなに怖いものではないよ、ということを伝えかったんです。でも、"成長感が伝わりづらくなる。険しさ、困難な感じを出してほしい" という意見があったので、全体のイメージを変えることにしました。ラフの段階で、完成形のイメージをもっと共有できていれば......と反省しました。

とはいえ使用ツールがAdobe Photoshopで、あらかじめレイヤーを分けて作っていたので、ひとつレイヤーを挟むだけで一気に雰囲気を変えることはできました。でも全体的に色味を下げたので、細部の表現が潰れないように、少しずつ色味を足して調整する必要はありました。あとは階段が崩れ落ちしたり、石が上から降ってきたりする荒々しい世界観にしていきましたね。
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ところで、実は隠れキャラがいるんですよ。まず、階段の先を行く人たちは去年の『インターンシップ2018』特設サイトのキービジュアルにいた4名で、主人公はその後に続く "見習いの魔術師" みたいな設定で描いています。それからお供になってくれそうな動物たちを入れたり、階段の周りで見守ってくれている人たちもあちこちに入れました。
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ちなみに各職種(エンジニア、ゲームプランナー、デザイナー、総合職)を表現するリュックとその中身のビジュアルに関しては、もとの絵を描いたデザイナーが他にいます。僕は最終の段階でキービジュアルの世界観に合うように調整したんですが、具体的にはライティングやタッチを変えたり、石を追加したり、リュックに傷をつけたりといった作業をしています。
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『インターンシップ2019』特設サイトが公開されたときは、自分が描いた絵が大きく載っていたので、嬉しかったですね。
これからコロプラのインターンを受ける方には、"成長" の過程にあるのは "困難" だけではなく、いい出会いや楽しい瞬間もあるということが伝わるといいなと思っています。」
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