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ITエンジニア向けカンファレンス『MANABIYA#2』に、コロプラVRエンジニアの比留間和也が登壇しました!
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ITエンジニア向けカンファレンス『MANABIYA#2』に、コロプラVRエンジニアの比留間和也が登壇しました!

比留間 和也

VRエンジニア

VRエンジニア/Unityエンジニア。Webエンジニア、iOSエンジニアを経験したのち、趣味のVRコンテンツ開発が高じてVR開発をメインとした活動を開始。現在はOculus Rift、VIVE向けVRコンテンツ開発を主業務としている。VRコンテンツはゲームを主体とし、ニコニコ生放送などで利用される「複数参加型」のものを多く開発中。

10月19日(金)〜21日(日)の3日間、渋谷ヒカリエで行われた ITエンジニア向けカンファレンス『MANABIYA#2 - teratail developer days -』に、コロプラのVRエンジニア・比留間 和也が登壇しました。
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『MANABIYA#2』とは?

イベントコンセプトは "技術と技術の衝突の先へ" ということで、プログラミング言語、Web、モバイル、インフラ、XR、IoT、AI、ブロックチェーン、セキュリティといった異なる分野の技術が今後どのように交わり、どんな価値を生み出していくのか? という視点から「XR」×「AI」など別分野の技術テーマを掛け合わせたディスカッションが行われました。
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比留間が登壇したXR(AR、VR、MRの総称)セッションのINDEXは下記の通りです。

モバイル × XR
◆ ざっとしたVR・ARの現在の情勢おさらい
◆ XRモバイルアプリの最前線はどのようなものが出ているの?
◆ スタンドアローン版も目立ってきているが、どのような棲み分けになりそうか?
◆ モバイルでのXRアプリ開発には、どのような技術を使うのがベスト?
◆ HMDもコントローラも6DoFとなるものの登場も予定されているが、それによりXRはどう変わるのか

AI × XR
◆ XR(VR/AR/MR)とは?
◆ XRの世界にAIを活用すると、どんな面白いことが実現するようになる?
◆ XR×AIで、すでに実現されている実例はどんなものがある?
◆ VRのコントローラーってずっと持ってなきゃいけないの? ハード面への機械学習活用について
◆ VR技術へのAI活用事情

Web × XR
◆ WebとXRをかけあわせると、どんな良いことがあるのか?
◆ WebXRはどうやって作っているのか?
◆ WebVR/AR、どんな実例が生まれてるのか?
◆ WebVR/ARの課題はどのようなもの?
◆ WebエンジニアがWebVR/ARエンジニアになることはできるのか?
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といったテーマについて40分ずつ各自の専門分野の見解を示し、技術情報を共有する......というセッションだったのですが、比留間の専門がXRだということもあってか、現実世界ではなかなか聞く機会がないような会話が繰り広げられていました。

XRセッションで繰り広げられた会話の一部

たとえば、こんな感じです。

まず僕は空を飛びたいんですよ、道具なしで。肩甲骨あたりに翼が生えているイメージで、空を飛ぶVRコンテンツが作りたいんです。すでにそれに役立ちそうな研究結果も出ていて......口の中に小さなデバイスを入れて、そのセンサから自然知能に委ねるだけでも脳がアジャストして、羽とかを増幅できるということなんですね」

「それでいくと、人体の拡張って、もう本当に実現できるみたいですね。たとえば、"第3の腕" を手術で装着して、しばらくVRを使って『これは自分の腕だ』と思わせるような練習をすると、脳が自分の体であると認識して、動かせるようになるということは実証されています」

「そういえば、人間が出している "磁気" も活用できるかもしれないっていう話もありますね。思いがけないようなものが、実はすごく使えるのではないかっていう......」

「それに通じるような話を思い出したんですけど、"手の動き" を記録するとき、普通だったらWebカメラやキネクトを使うと思うんですが、そうすると位置が固定されてしまうし、高価ですよね。でも、センサを使って "全身の動き" を取ると、数十円とか数百円で、意外と必要なデータが取れたりするんです。要するに、実は今の技術で充分実現できるのに、人間の頭が硬いことで思い浮かべられないだけということがあるんですね
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「ところで、将来的にXRはどんなふうに発展していくと思いますか」

「トレンドとしてハードウェアの小型化、薄くなって軽くなって......ということは確実に進みますよね」

「最近はVR体験が数十名規模で一緒にできるようになっているので、ARも同じような発展をするかもしれないですね

VR空間の中にARがオーバーレイするような使い方が出るんじゃないですか? 今のARをVR空間の中で再現できたらまた面白いことができるんじゃないかなと。VRもARもMRも、将来的には一つのところに向かっていくと思いますので、プラットフォームとして集約していくのでは......」

異分野で活躍するエンジニア同士の意見交換の場は大いに盛り上がり、話の流れで登壇者が、3D/ARコンテンツの新フォーマット "USDZ" を自分のスマホ(iPhoneX)にダウンロードして感動し、その場でツイートするといった場面もありました。

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登壇者インタビュー

最後に、登壇後の比留間にプチインタビューをしましたので、掲載させていただきます!

まずは、登壇した感想を。

「今回のイベントはすべてのコンテンツがクロスセッションだったので、モバイル、AI、Webという、コロプラが作っているゲームとは違う分野の話を聞くことができて、まずそれが面白かったです。根本的にターゲット層が違うので優先するモノが違うのですが、一方で『大事なのはコンテキスト(文脈)であって、スマホでQRコードなどを読み取り、ARで立体視を見て "おお!" と感じられるのは最初だけ』といった体験を共有できたのは良かったと思います。取り組む分野が違っても大事にすべきポイントが共通しているということは、ARを作る際に絶対外せない軸のようなものがある、ということになりますよね

そもそもXRに興味を持ったきっかけは?

改めて振り返ってみると、VRで最初に作ったモックはドラゴンボールの気功弾でした(笑)。それはプライベートで作りましたが、自分がやりたかったものがVRなら実現できるかもしれないと思ったので、VRをメインでできる環境に入りたいと考えて、2016年にコロプラに入社しました。今は新作含め、同時に4作品の開発に携わっています

XRエンジニアになった強みはどんなところにあると思いますか。

常々思っているのは、XRのコンテンツが作れるようになると、2次元のものも3次元のものも作れるようになるので、エンジニアとしての幅が広がるということです。個人的に思っているのは、たいていの "3DCG" は作る絵そのものは3Dだけど、結局モニタなどの画面を通して見ることになるのでそれは2.5次元であって、本当の3次元を作れるのはVRなのではないかということなんです。仕組みとして、XRで本当の3Dを学んでおくと、その下の次元は作るのが楽になってくると思います」

将来的にどんなものを作りたいですか。

「エンジニアはよく "魔法使い" にたとえられますが、個人的にVRエンジニアは、"世界の創造主" になれる、非常に面白い職種だと思っています。今後はインタラクションがよりリアルで、完全に没入できるようなコンテンツを作っていきたいですね

以上で『MANABIYA#2』のリポートは終わりになりますが、コロプラではVRエンジニアの採用を強化中です。「魔法使いのように面白いモノを作りたいと思っている」という方は是非、コロプラのオフィスツアーに参加してみてください!