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コロプラのエンジニア
PEOPLE

『コロプラアワード2016』社長賞を新卒2年目で受賞したインフラエンジニア

コロプラのエンジニア

S.S

エンジニア

中国生まれ。2006年に来日し、日本語を3年間勉強した後、九州の大学に進学、生命情報学を学ぶ。2015年に大学院(機械学習専攻)を修了し、同年コロプラに新卒入社。2016年1月よりインフラチームに配属され、同年10月の『コロプラアワード2016』』(その1年で最も活躍した人を職種や部門ごとに表彰するコロプラ社内最大のアワード)で社長賞を受賞。

エンジニアとして実践的な勉強ができる環境

インフラエンジニアの主な仕事は、インフラ環境を設計して構築、管理することです。ゲームのユーザーさまが多くなればなるほどサーバーの台数は多く必要になりますが、コロプラのゲームコンテンツはたくさんのユーザーさまにプレイしていただきますので、サーバー台数が非常に多いです。なかでも大きな規模のタイトルになると、インフラエンジニア1人で数百台から1000台規模のサーバーを管理しますから、最初は緊張しましたね。

インフラチームは、多くのトラフィックを抱えるコロプラの中でも最も中核にあるリソースを扱う部門のため、とくに重要なオペレーションなどは複数名体制で行います。そのため、知識も経験も豊富な先輩と仕事をする機会が多く、学ぶことがたくさんあります。

たとえば新しいサーバーにデータベースを移行する際、既存のサーバーと同じ性能であっても、瞬間的に大量のアクセスが集まると遅くなるばかりか、止まってしまうことがあります。既存のサーバーと同じ性能を出すためには、データ移行をする際にすべき作業があるのですが、先輩に教えていただくまで僕はそのやり方を知りませんでした。コロプラではそういった実践的な勉強がたくさんできますので、とてもありがたい環境だと思っています。

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学生時代とプロの一番の違いは、入念な準備

中学生の頃から自作PCを立ち上げて独学で勉強してきましたが、今思うとプロフェッショナルな技術からはほど遠いものでした(笑)。学生時代と今を比べると、準備に対する考え方が大きく変わりました。個人サーバーを運用するときは「トラブルがあったときに対処すればいい」という感じでしたけど、今は常に最悪の事態を想定して、何かあったときの対処法を準備してから作業にあたります。そうしないと万が一、事故が起きたときに対応が間に合わないんです。

インフラエンジニアの仕事は、あらゆる場面に対応するためにもサーバーの構造をどれだけ理解しているかが重要になってきます。僕はまだ完全に理解できていない基礎の部分もたくさんありますので、わからないことがあれば、どんどんチームの先輩に聞くようにしています。図を交えながら丁寧に教えていただけるので非常にわかりやすいです。

先輩方は目に見えない基礎の部分をきちんと理解していて、なおかつ経験も豊富なので、これまで使ってきた技術の中で何が最適かをわかっています。そのレベルになると、トラブルが起きたときの対応も違いますよね。あそこまで行くには経験だけでなく、日頃から勉強しているはずです。そうじゃないととてもあのレベルには到達できないと思いますね。

過去に前例のあるものなら、これまでに培ってきた技術を使ったほうが確実です。だけどハードウェアもソフトウェアも毎年進化しているので、これまでの技術だけではうまくいかない場面も出てきます。そのため経験を培うだけでなく、新しい技術の勉強も求められてきます。

インフラチームは技術への関心が高いメンバーが集まっているので、普段から技術情報のシェアを頻繁にしています。時間を設けてきっちりやるというより、空いた時間に立ちミーティングをしていると他のメンバーが集まってきて、情報や意見を交換しあう感じです。自分の業務に関わることだけでなく、世界の最先端技術がどういう方向に進んでいるかといったことも知っておけるといいですよね。

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存在に気づかれないことが、質のいい仕事

インフラエンジニアは他部署と連携することも多いです。たとえばあるタイトルのリリース前にサーバーのストレステストを担当したときは、開発サイドとチームを組んで作業を進めていきました。

オンラインゲームはアクセス数が多くなるとサーバーの負荷が大きくなって、さまざまなエラーが出てきます。特にリリース直後は新規ユーザーさまが一気にアクセスするので、通常時と比べて圧倒的に負荷が大きくなります。

そのようなことから、リリース時のアクセス数を想定して、その半分程度の負荷をかけてみるテストを行いました。コロプラでも初となる規模感の負荷テストだったので、どういった項目をチェックすべきか、どのような負荷のパターンで試せばいいのか、サーバー構成はどうするのかなど、すべてチームに相談しながら考える必要がありました。できる限りあらゆる場面を想定しながら、テスト用のプログラムを書いてひとつひとつ検証していきました。その結果、さまざまな問題点を事前に見つけることができました。それらを開発サイドにフィードバックして全部改善しましたね。

リリース当日は想定以上のアクセスが集まりましたが、特にトラブルもなかったので、ほっとしました。何ごともなくユーザーさまに楽しんでいただけることが、インフラエンジニアとしては一番うれしいことです。この実績も含めて『コロプラアワード2016』の社長賞をいただいたときは喜びが大きかったですし、また頑張ろうと思いましたね。

インフラエンジニアの仕事は、いい仕事をしているとその存在に気づかれないものです。逆に頻繁にトラブル対処をしてインフラエンジニアが活躍しているのが見えたら、あまりいい仕事とは言えません。最初は責任が大きいことにプレッシャーを感じていましたが、慣れてくると、いかに効率よくインフラを回していくかを考えることが面白い。今は挑戦的な仕事だと感じていますね。

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