コロプラ・ベアーズ 面白いものを作りたい仲間が集まるベアーズ

コロプラのエンジニア
PEOPLE

VRを仕事にするために、自動車メーカーから転職したエンジニア

コロプラのエンジニア

Y.K

エンジニア

大分高専卒業後、大手自動車メーカーに入社し、先行車自動追尾システムの開発に3年間携わる。退職後、VRコンテンツを友人3人で制作し、同人ゲームのイベントに出展。2014年10月にコロプラに入社し、VRチームに参加。

半年間の無職期間に、仲間とVRコンテンツを作ってみた

地元大分の高専を卒業して、20歳のときに自動車メーカーに入社、先行車自動追尾システムの開発に3年間携わりました。VRとは全然関係のない仕事をしていたわけですが、2013年にOculus Riftの「DK1」の存在を知り、すぐにアメリカから取り寄せました。解像度も今ほど高くなくて初期段階のものでしたが、VRの世界が、自分が夢に見ていたような世界と近いことにとにかく感動しました。そのとき「自分も人を感動させられるようなコンテンツを作りたい」と思ったんです。

学生時代にある程度プログラミングをやっていたので、基本的な知識はありました。そこで会社勤めのかたわら、試しにVRコンテンツを作ってみたら「案外、作れるかも」と思えたんです。「ずっとVRコンテンツを作り続けることができたら楽しいだろうな」と思ったので、とつぜん会社を辞めました。周りからは「どうかしてるんじゃない?」って止められましたね(笑)。当時はまだ「VRってなに?」っていう時代でしたし、前職の自動車メーカーはとてもいい会社でしたから。

退職後、ゲーム制作会社で働いている友だちを誘って、3人で半年かけてVRコンテンツを作りました。「VRでロボットを操縦する」というコンセプトで、そこそこ自分たちが納得できるレベルのものができたので、同人ゲームのイベントに出展しました。そのときは人に遊んでもらったことで満足していましたね。

「最終的にビジネスにつなげられればいいかな」とは思っていましたが、作ることに夢中で再就職のことなんてまったく考えていませんでした。だけど、そうこうするうちに貯金も尽きてくる......いよいよ転職を考えたとき、やっぱりVRに関わる仕事がしたいと強く思いました。でも当時VR関連の採用をしていたのは、コロプラのほかには1社だけだったと思います。幸いにもコロプラが受かったので今に至るという感じですけど、もし受かっていなかったら、一旦はゲーム制作会社に入って経験を積んでから再びVRを目指すか、地元の大分に帰って何か別のことをしていたと思います。

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様々な業界出身のスペシャリストが、コロプラのVRチームに集結!

コロプラの第一印象は「みんな楽しそうに仕事をしている」ということでした。COLOPL Parkはおもちゃ箱のようにカラフルですし、前職の会社と比べると平均年齢が低いので、印象は全然違いますよね。コミュニケーションも取りやすい環境で、新人の意見も尊重してくれてどんどん挑戦させてもらえるし、ビックリしたくらいです。

2014年10月の入社当時は業界的にもまだ知見がなくて、「どういうコンテンツがVRに適しているんだろう?」と話し合うところから始まりました。アイデアとしては良さそうに思えても「VR酔い」の問題があったりして、実際に作って体験してみないとわからないことが非常に多いんです。モックを作っては壊しての繰り返しでしたね。

僕は自動車業界から転職しましたけど、VRチームには様々な業界出身のスペシャリストが集まっています。コンシューマーゲーム業界出身のエンジニアやデザイナー、アーケード筐体を作っていた方や映像業界出身の方がいて、それぞれが培ってきた経験をベースに意見を出し合います。自分よりはるかにレベルが高いベテランの先輩ばかりなんですが、対等に話してもらえるんですよね。年齢も経験も関係なく、みんなが自分の面白いと思うものを突き詰めていこうとしている。VR好きとしては最高の環境だと思います。

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VRのコンテンツを次々出せる環境だから、ノウハウがどんどん溜まっていく

VRチームに入って最初の仕事が『白猫プロジェクト』のOculus Rift版の開発でしたね。その後、『白猫プロジェクト』のGear VR版の開発を担当しました。Oculus Rift版はPC環境で動けばいいのでスペックに余裕がありましたけど、Gear VR版はスマホで動かさないといけないので、大幅に処理負荷を削らないといけません。移植とはいえ、別の大変さがありましたね。

それから『Fly to KUMA』の開発に携わった後、その次作にあたる『Fly to KUMA MAKER』を担当しました。前作はゲームパッドで操作するパズルゲームでしたが、『Fly to KUMA MAKER』はハンドコントローラーで操作するので、本当に手で動かしているような操作感が楽しめます。
ゲーム内にあるステージ作成モードをすべて担当したんですが、正直なところ、普通のボタン操作のゲームを作るほうがぜんぜん楽です(笑)。だけどプレイヤーからすると、ハンドコントローラーのほうがVR空間では直感的な操作ができるし、アクションとしても面白い。最初は何もかもが未知で大変でしたけど、リリースまで実現できて良かったです。この2年やってきて、だんだんVRのノウハウがつかめてきたと思います。

あらためて振り返るとコロプラに転職してからは、Gear VRへの移植を任されたり、新作の企画からプログラミングまですべて関わったりして、やれることの範囲がずいぶん広がりました。やっぱりそのほうが仕事として面白いし、達成感がありますよね。特にVRは、プレイする方がみんな体を動かして「ウォーッ!」とか反応してくれますので、それを見ていると嬉しいですし、チームのみんなでゲームを作ることが純粋に楽しいです。