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コロプラのエンジニア
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良いエンジニアの条件とは?

コロプラのエンジニア

Y.I

エンジニア

コンシューマーのゲーム制作会社にてエンジニアとしての経験を積んだのち、コロプラに入社。技術開発のプロジェクトメンバーとして、多くのヒットタイトルに携わり、技術的な課題解決をしてきた実力派エンジニアでもある。

「プログラミングだけじゃなく、企画やサウンドなど何でもできるエンジニアになりたいですね」自信に満ちた顔でこう話すのは、技術開発チームでエンジニアとして活躍するIさん。彼は持ち前の高い技術力で、これまでリリースされた数々のタイトルの課題を解決してきました。そんな彼が語る、自身のスキルを磨いてきた道のりや、ユーザーさまとの距離感を大事にする理由とは?

ゲーマーはこうして誕生した!100円玉を握りしめてゲーセンに通った少年時代

幼少期からゲームが好きだったんですか?

それはそれは好きでしたね。子どもの頃からゲームセンターに入り浸ってました。親が共働きで、近くのお店で働いていたんですけど、学校が終わってお店に行くといつも、「これで遊んできなさい」って100円をくれたんです。そのお金を持ってゲームセンターに行って、お店が終わる時間に帰宅するのが僕の日課でした。

100円でそんなに長い時間ゲームしてたんですか?

当時流行っていたのは、対戦型格闘ゲームだったんですけど、これを2人で対戦するのではなく、一試合目のキャラクターを僕がやって、次は友達がやって......、という風に交互にプレイして、できるだけ長く遊べるように工夫していました。あと、ゲームオーバーにならないために頑張って強くなりました(笑)。そこからはどんどんゲームにはまっていきましたね。

一番ゲームにはまった時期はいつ頃ですか?

高校生か大学生の頃ですね。格闘技のゲームで全国大会を目指していました。その頃には、すっかりゲーム馬鹿になっていましたね(笑)

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「本当に熱くなれることを仕事にしよう」と考えたとき、僕にはゲームしかないと思った

「ゲームで遊ぶ」っていう興味が「作る」ほうに移ったのは、いつ頃のことなんですか?

就職活動が始まった大学3年生の時ですね。僕がやっていた専攻からは、薬学系や生物・研究系、遺伝子工学系にしか進めなかったんですが、いまいちピンとくるものがなくて......。入学するときはそういったことに興味があったものの、いざやってみたらそこまで本気になれなかったんです。

ところが、周りの同級生はものすごく熱中して研究に打ち込んでるわけです。それを見て、「本当に自分が熱くなれるものはなんだろう?」と考えたときに、やっぱりゲームしかないと思ったんです。だから、大学院に行ったつもりで2年間どこかでゲーム作りの勉強をしよう、と考えまして。大学卒業後にプログラミングの専門学校に行きました。

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熱中できるものがゲームだと気づいたときの気持ちは?

気づけたときはもう本当に嬉しかったです。「やっぱり自分にはゲームしかないんだ」って思いましたね。でも専門学校に行ってみたら自分よりもっと熱い人がたくさんいて。そのときの同級生が今は他の企業でエンジニアをやっているのですが、当時「ゲームで自分の世界を創る、僕は神になる」って言って、毎日2時間ぐらいしか寝ないでゲーム作りをしていたんですよ。朝、学校に行くと、床にその子が寝ていたりとかして。そんな彼の姿を見て、「こいつより頑張らないとダメだ」と思って僕も相当頑張りました。

本当にいいゲームはユーザーさまが「面白い」と思うゲーム。だからこそキャッチボールを大切にしたい

コンシューマー業界で4年やってきて、なぜコロプラに入社したのでしょうか?

コンシューマーゲームは、企画からリリースまでに5〜10年かかることもあるんです。まず、そこに疑問を感じました。ゲームは作って出して、はじめてユーザーさまとキャッチボールができます。だから僕は、出す本数が大事だと思っているんです。コロプラは世に出すゲームの数が多く、僕が大事にしたい軸を実行していたのでそれが決め手でした。

違う考え方の人もいるのでしょうか?

例えば、プログラムの技法にしか興味のない人もいます。でも、ユーザーさまにとっては美しい構造とかモダンな書き方でコードが書かれているかどうかって重要なことではないんですよね。作る方ばかりに意識が向いてしまうと、そこが抜けてしまいがちです。本当に大事なのは、ユーザーさまに楽しんでもらえるゲームを作ることだ思うんです。 そういう意味では僕はコードについても、ユーザーさまにとって一番意味のある書き方をするべきだと思っています。いくら綺麗で見やすいコードが書けても、面白さにつながらなければ届かないと考えています。

ゲーム好きがハンパじゃない。「好き」こそものづくりの原動力!

ユーザーさま目線になるには自身がプレイすることも重要だと思うんですけど、プライベートでもゲームは続けているんですか?

プレイすることも楽しんでいますが、ゲーム音楽も好きなんですよ。この間もロンドン交響楽団のゲーム音楽のコンサートに行ってきました。海外のゲームカンファレンスに行ったりもします。今年は4回行きましたね。

ゲーム漬けの毎日なんですね。他に趣味はありますか?

最近は外に出て、写真を撮ったりしています。以前、業界の有名な方々がゲームのカメラワークについて説明した資料があったんですけど、これはカメラのことを知らないと分からないなと思って、とりあえず買ってみたのがきっかけでした。石垣とかを撮ると、あとで自分のゲームでテクスチャで使えるんですよ!

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本当にゲームが好きなんですね(笑)そんなY.I.さんが考える「これからゲーム業界を盛り上げるために必要なこと」ってなんだと思いますか。

「e-Sports」ですね。e-Sportsは、「electronic sports」の略称で、対戦型ゲームを使った競技のことを言います。
e-Sportsでは、参加するだけではなく「試合を眺める」という方法でゲームを楽しむことができます。試合の鑑賞に料金が生まれることで、賞金が発生し、賞金を稼ぐために選手が生まれる。選手は生活をするレベルでゲームをやり込んでくれるから、その一戦一戦は見るだけで本当に面白いんです。つまり、「ユーザーさま の試合」がコンテンツになるんです。ゲームがコンテンツじゃないんです。日本のゲームもこういう広がりを見せていかねばならないと思っています。

最後に、どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

とにかくゲームが好きな人に来てもらいたいですね。ゲームを作ることも、プレイすることも好きな人です。ゲームを作ることが好きな人は、「ユーザーさまにとって」良いプログラムを書いて、本当に面白いと感じてもらえるゲームをつくることができる。なぜなら一番にユーザーさまの気持ちが分かるからです。それが良いエンジニアの条件かなと。
任天堂社長を務めた故・岩田氏も仰っていましたが、僕らは頭の中がゲームクリエイターで、心の中はゲーマーであるべきだと思っています。

ゲームを楽しんだ経験から、提供する楽しさへ。自らをワクワクさせるゲームを作り続けるモチベーションは、「100円で長く遊ぶには」を突き詰めた結果なのかもしれません。

おわり