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デザイナーが行く、アート鑑賞会 〜山種美術館の琳派展〜
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デザイナーが行くアート鑑賞会 〜山種美術館の琳派展〜

6月某日、コロプラのデザイナー41名が山種美術館で開催中の『【特別展】琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―』に行ってきました。

日頃から良いアウトプットをし続けるためには、定期的にインプットすることが不可欠と言われているコロプラのクリエイターたちは、様々なアートに触れることカンファレンスへの参加などを会社からサポートされています。
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今回の鑑賞会は『日本画からデザインを学ぶ』をテーマに、「琳派」の作品を鑑賞することで、時代を超えて受け継がれるクリエイターの精神や日本美術の流れをインプットし、"日本美" や "和のデザイン" を改めて見直すことを目的に企画されました。
コロプラのゲームでも、イベントやキャラクターによっては "和" の要素を取り入れることがありますし、直接 "和" を表現する場合でなくても、何かのヒントになる要素が隠れていることがありますので、このようにインプットできる機会は貴重です。

琳派といえば、江戸時代の絵師・俵屋宗達の『風神雷神図屏風』に感銘を受けた尾形光琳が作品を写し、さらにその作品に感銘を受けた酒井抱一が写した......という江戸時代までの史実として紹介されることが多い系譜ですが、グラフィックデザイナーの田中一光氏をはじめ、影響を受けた現代のデザイナーも少なくありません。

今回は単に鑑賞するのではなく、デザイナーとして理解を深めるために、山種美術館学芸員の南雲さんとアートテラー・とに~氏から、後世の画家やデザイナーたちが、琳派からいかにインスピレーションを受けて、新たな作品を作り出していったかを豊富なエピソードとともに解説いただきました。
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画集やWeb上で画像を確認するのではなく、美術館に足を運んで実物を観ると、どんなことが起こるのか。
学芸員の南雲さんは、「繊細な色のぼかし方や、大胆な筆致といった印刷では再現しきれない絵肌を楽しんでいただきたい」と話します。「間近でご覧いただくと、たとえば描きこまれた樹皮、花を立体的に見せるために編み出した微妙な色の使い方など、画家がこだわった点にたくさん気づかれると思います。近くから見たときと遠くから見たときとの違い、その効果を体感できるのも美術館ならではですね」。
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たとえばこの『槙楓図』(伝 俵屋宗達)は6曲の屏風ですが、鑑賞者が立つ位置によって見え方が変わります。
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コロプラのデザイナーたちは、いろんな角度から作品を眺め、大きな刺激を受けたようです。正面はもちろん、右端、左端にそれぞれ立ち、しゃがんだり立ったりしてみると、見える風景が変わっていきました。
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※ 本展ではこちらの作品のみ会場で撮影が許可されていました。

コロプラではフレックスタイムを導入しているため、この日は16時30分に現地解散となりました。会社に戻るも良し、そのまま映画を見に行っても良し......ということで思い思いの時間を過ごしました。

ところで山種美術館のシンボルマークは、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインされたとのこと。そのコンセプトがまた面白いので、ご関心のある方はこちらからご覧いただければと思います!

琳派の優品が一堂に会する本展は、2018年7月8日(日)までの開催です。

■ 展覧会名 【特別展】琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―
■ 会 場   山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)
■ 開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで。月曜休館)
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